ユリゴコロのレビュー・感想・評価
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マーダーだよ
原作未読
原作は『彼女がその名を知らない鳥たち』の沼田まほかる
監督と脚本は『君に届け』『おもいで写眞』の熊澤尚人
山のペンション風カフェレストランを営む亮介の婚約者千絵が突然失踪
父が余命わずかな末期癌
父の部屋で表紙に「ユリゴコロ」と書かれたノートを発見
それは連続殺人鬼の美沙子が書き記した自らの暴露本だった
彼女が自分の母だと気づいた亮介は発狂
千絵の友人と名乗る細谷の協力でヤクザの事務所に監禁されている婚約者を救出に向かう
包丁を持って乗り込んだがヤクザを全て殺されていた
救出された千絵の証言で細谷が生きていた母だと知った亮介は整形した美沙子と再会する
内容が内容だけにちょっと悪趣味というかグロい
ナイーブな人にはお勧めできない
リストカットのシーンはあるしレイプシーンもある
亮介が虫を踏み潰すシーンはあるし子供が殺されるシーンもある
金井勇太が演じたラーメン屋のあんちゃんはちょっとかわいそう
『君に届け』の監督だからと同じ感覚で観るべきではない
亮介の母を演じたのが吉高由里子と清原果耶と木村多江
亮介の父を演じたのが貴山侑哉と松山ケンイチ
吉高由里子と松山ケンイチのカラミのシーンで大量のオナモミが由里子の裸体を覆うわけだがかなりインパクトがあった
マグリットの作品みたい
オナモミのような植物を地元では「バカ」と呼ぶがなぜだろう
寄生獣じゃあるまいしヤクザを皆殺しにすることに無理を感じたが拳銃でも使ったのだろうか
みんな良かったがリストカッターみつ子役の佐津川愛美が特に良かった
演技派の役者さんばかりで、ぐっと惹き込まれました。 リストカットの...
演技派の役者さんばかりで、ぐっと惹き込まれました。
リストカットの場面は具合が悪くなりそうでした。人を殺す事に快感を感じる人に共感する事は出来ませんが、もともとの脳の働きで自分では制御する事が出来ない感情と思いました。
全体的に重いストーリーですが、松山ケンイチの優しさに救われました。
ミステリーではないかな
「ユリゴコロ」ってなんだろー?という興味から入った作品なので、割と...
殺人鬼の血が流れている。
原作は未読です。
殺すことを快感と思う気持ちがわからない。
松坂桃李の穏やかな様子が一変し。彼女をヤクザから救いたい気持ちから殺したい衝動に駆られる。どうして気持ちがそうなるのかわからなかったが母の血が流れていることを知って納得する。
殺されることが救いなんて…。殺せるはずがない。頼まれても殺せない。ましてや夫婦だから。最後の展開は違和感を感じた。そしてヤクザを殺せる。の ?
松坂桃李の演技はすごい。と思った。
でも ? の世界だった。
ユリコゴロとは殺したくなる心。なの
なんで泣いてるのかわからないけど泣ける
眠気もとんで、見入った。
流れるまま殺す☠️女性殺人鬼
指圧の心 ユリゴコロ
亮介(松阪桃李)の父親がすい臓がんで余命わずかと診断され、婚約者の千絵(清野菜名)が忽然と姿を消した。亮介は実家の押し入れから“ユリゴコロ”と書かれた一冊のノートを見つけるが、そこには人を殺すことを心の拠り所と感じる美紗子(吉高由里子)という女の殺人の記録と、洋介との運命的な出会いによって救われたことなどが綴られていた・・・
“ユリゴコロ”とは何のことだろうかと不思議に思っていたのですが、美紗子が幼い頃に医者から言われた心の“拠り所”を間違って覚えていたに過ぎない。タイトルの語感からしてホラー映画なんじゃないかと想像していたのは、前半部分ではある意味、間違いじゃなかったかもしれない。まずは小学校に入ってから友人を池に突き落として死なせ、高校生の時には側溝で鉄の蓋を落として子供を死なせてしまったのだ。側溝の事件では後に重要な繋がりが表面化する。
美紗子が調理学校に通っている頃、みつ子(佐津川愛美)という自傷癖のある女と知り合い、互いに腕を傷つけ合うという禁断の世界に溺れていく。調理場で働いても居場所が見つからず、1年で仕事を辞め、娼婦の道へと自分を落としていく美紗子。そして、やはり殺人というユリゴコロに身を任せてしまうのだった。洋介(松山ケンイチ)と知り合った美紗子は“喜び”という感情が芽生え、押し切られた形で結婚する。お腹の中には誰との間かわからない子を宿しながら。
一方、現代では少しずつ“ユリゴコロ”を読みながら、千絵の行方を心配している亮介。細谷(木村多江)という千絵の同僚が彼の前に現れ、千絵には結婚歴があり、その相手(ヤクザ)に拉致監禁されていることを突き止めたというのだ。亮介は相手を殺したいという衝動にかられ、居ても立ってもいられない心理状態。包丁を手に取り、ヤクザの事務所に乗り込む勢いだったが・・・
時代は70年代であろうか、とにかく見せ方が上手い。猟奇的な殺人であっても彼女の心の中に吸い込まれていきそうな映像なのだ。『蛇とピアス』以来の汚れ役になる吉高由里子の演技にもまいってしまった。現代と過去を行ったり来たりする展開ではあるが、徐々に亮介は自分にも殺人鬼の血が流れているのだと確信するに至る経緯だとか、イライラすると猛スピードの荒い運転になるとこを描くなんてのも面白い。さらには洋介の愛、美紗子の愛、そして、まさかこの人が!という展開にも参りました。
【2017年9月映画館にて】
タイトルなし(ネタバレ)
過去パートは雰囲気あって良いのに現代パートが微妙。
亮介がワナワナしながら怒鳴り散らしたり「殺したい…」「殺人鬼の血が流れている!」とかいちいち厨二っぽくて痛すぎる。
ヤクザにさらわれるとかアジトに一人で乗り込んで全滅させるとか安っぽいアクション映画みたい。
小学生の男の子を殺した時に居合わせた男と数年後に再会はいいけどたまたま職場で知り合った女性が息子の婚約者だったっていうのはいらなかった。
運命的な偶然も二度続くと不自然すぎて白ける。
私の中のユリゴコロ
小説を読んでから鑑賞しました。小説は話の流れや登場人物達の会話に違和感があったので、映画のほうが自然で良かったです。俳優さんたちも素晴らしかった。
みつこ(美沙子)はサイコパスなんでしょうか。でもリスカする友達にご飯作ったりやめさせようとしたり、人間の心もある…。
最後、ヤクザを何人も殺せたのはおそらく毒殺なんでしょうが、久しぶりの殺人でテンション上がってあんなスプラッタになっちゃったのかなぁと思いました。
美沙子のノートは興味深い
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