「突っ込みどころは多いが楽しい」名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター) あるみ伯爵さんの映画レビュー(感想・評価)
突っ込みどころは多いが楽しい
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これだけアニメが続いている理由がよく分かる。
おなじみのキャラクターたちが出てくるだけで嬉しい。
アクションシーンは映画ならではの迫力あり。
ただ、物理的に謎が残る部分はあるのだが、後述する服部の存在感によってほぼ気にならない。
新一やコナン、蘭は蚊帳の外で、今回は服部&和葉の回。
服部に対しての思い入れは今まで無かったし、特にファンでもなかったが、今回は正直「やられた」。
後半の、絶対に手を離すな~の後からのくだり。
「〇〇〇〇」の四文字を聴いた瞬間、
脳内から何らかのホルモンがドッと分泌された気がした。
この数秒のために千八百円を払う価値があった。
普段少女漫画的展開が嫌いで、リア充や純愛を敵視している私であるが、
「ああ、服部…… ああ……」
という心境で映画を見終えた。
服部の魅力を再認識できる良作である。
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