君のまなざしのレビュー・感想・評価
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神道、民間信仰と伝承?
幸福の科学についてはよく知らないので触れない。
タイトルに恋愛とドラマが入った映画。日本古来のそういうことが好きな人でもこの映画は好き嫌い分かれると思う。
この映画の良いところはお金がかかっているところ。昔のシーンは必見ちゃあ必見。
悪いところは感情移入しにくい程度の演技力とセットの不自然さ。ここはニュースター・プロダクションがまだ経験が足りないと信じて目を瞑ろう。
成長の見込みを感じたはいいものの肝心の大川隆法の長男がアレだから4点
ものすごい宗教っぽい
熱演ですね 楽しめた
意外となかなか楽しめました。
あまり期待していなかったので
そう思って見たら作品的には意外とちゃんとしていましたね。
監督さんはベテランで実績がある人みたいだし。
助演の大川氏という人はプロデューサで脚本も兼任。
そんな人がこんな形でしかも役者デビューとは
前代未聞ではないでしょうか?
たいへん熱演ものでした。
演技だけでなくアクションも頑張ってました。
むしろ彼のほうが印象的であり主役ともいえます。
それだけでも見る価値があるかもしれません。
ストーリーも意外な展開ですので退屈しませんでした。
やや残念なのはテーマの要点を役者に語らせ過ぎたこと。
「この作品はこう見て、こう考えてください」と押しつけにも受け取れます。
テーマの解釈は見る観客にまかせるべきでしょう。
映画のテーマはセリフで語らなくても理解させるくらいでなくてはなりません。
テーマが素晴らしく、かつそれが出来てこそ初めて名作になるはずです。
現代人には少しわかりにくい幻想的非現実的超自然的な世界観なので
自然とセリフで解説したくなるのかもしれませんが。
全体的にははミステリーのドキドキ感あり、
敵?を倒すスッキリ感あり、
それだけでなく見た後のなんともいえない感動と幸せ感あり、
単なるエンターテイメントに終わらない
見た後いろいろ考えさせられる良い作品だと思います。
あと、これ書いてから現在2年ばかり経たわけですが
修正したいと思います。
今更ですが正直に書くと、主演の大川さんは演技は下手です。
あくまでデビュー作にしては意外と頑張っているというレベルです。
この大川さんは突然幸福の科学から破門されたとか。
いったい何があったのでしょうね?
その真実を作品にしたらけっこう面白い作品になると思いますね。
招待券で観賞
輪廻と神?
本当に輪廻があるならそれは救いだ。
主人公の人生は、昼ドラマさながら。主人公と姉の二人を置いて亡くなった両親。姉も主人公が小学生位の時に亡くなる。自分が親なら死んでも死にきれない。理不尽である。
主人公はひたすら自分の力だけで生きていく努力をする。他人と比べたらとても真っ当には生きられないかも知れない。
自分なら、DQN職人ぶち殺してぇと思いながヤクザな生き方をする。
親友アサヒの生い立ちもなかなかへヴィ。理解者は一人もいない。母親は自分を産む時に亡くなった。
父はアサヒを思い、男手一つで息子を守り無理解な汚い世間から隔離して、滝行などの行で、厳しく息子の心を鍛えようとした。それがアサヒには愛情として届かない。母親の愛情に、代わりえないのだろう。
特殊な世界に住み「自分は普通ではない」という劣等感と優越感の狭間で、人間は心を歪めない事など出来るだろうか?
そのアサヒの過去世とされる陰陽師も、正義感と人の好さだけでは乗り越えられない、1000年自分と他人を恨む事になる体験をする。
これは泣けた。戦争など究極の人生の理不尽さの一つだろう。
自分と親友に絶望し、世の汚さと不条理に絶望するには充分。「神などいない」という言葉にも説得力がある。
それでも、もし輪廻などというものがあるならそれは救いではある気がした。
「死んでも死なない」世界、全ての経験と苦労が無駄にならない世界。そんな物があるとしたら確かに、神は人々を見捨ててはいないのだろう。あの白塗りさえも。
白塗りの生い立ちを想像するに、両親は、子供が悲しむ姿を見たくなくて、なに不自由なく育てたのかも知れない。そんな気持ちも半分わかる。
白塗りは、本当に本人を思って叱られたり諭されたりする事は無かったかも知れない。 貴族社会の、無理解や薄情、自己保身の汚さ、そんな物だけは目につくだろう。
私も宗教の説教じみた言い方には、微妙な違和感を感じる。
しかし、白塗りに努力だの謙虚だの思いやりだの教えるられる人がいたとするなら、宗教家くらいしか考えられないとも思う。
その世界では、あまり努力も謙虚も思いやりも必要ない人に、世界観を転換させずにどう諭したら良いのか?私には到底わからない事である。
煮ても焼いても食えない輩を、ただ殺して回れば本人が鬼になる。それはそうかも知れない。
気になる点はあるが従前よりは楽しめたし泣けた
これまでのこの製作者の映画は、教祖礼賛・非現実的奇跡が鼻に付いたが、これはマシな方で、ストーリー自体は、難しい点もあるが、面白かったし、けっこう泣けた。
残念だったのは、特に大川宏洋のセリフが滑らかでなく、いちいち気になること。頑張っているのは判るが。また、歌も素人級。発声も活舌も歌も、もっと訓練せよ。
後半で、説法臭いセリフが多くなるのは、映画の趣旨からして仕方ないとしても、もっと自然な言葉、日常的な言葉、リアリティのある言葉にして欲しい。「そんな言い方しないだろ」と気になってしまい、内容がスッと頭に入ることの妨げになる。
ついでに、エンディングの曲は、教祖の作詞・作曲らしく、従前のものよりはマシな気がしたが、それでも、相変わらず、サビの部分であっても、印象的でなく覚えにくいメロディー・歌詞であるとともに、メロディーに歌詞がきちんと乗っていないことから、素人的・文化祭的・自己満足レベルを依然として脱し切れていない。
もういい加減、外部のプロやヒットメーカー(例えば、織田哲郎、桑田佳祐、筒美京平氏など)に頼むべきだ。
水月の顔と演技は残念すぎ。巫女にも合わない。
とはいえ、全体的には、最初からハラハラしたり、いろいろな布石が打たれていたりするなど、かなり面白かった。だからこそ、気になる点が余計に残念。
不思議な魅力がある
不思議なパワーのある映画でした。最初は青春映画か冒険映画かホラーかと思ったのですが、それも一部あるけど、スピリチュアルな映画でした。ストーリーは、途中と特に最後にどんでん返しがありました。そのため、ラストがわかりづらい。
現代の過去と今と、平安時代が交錯するので、理解が浅いと、単なる「夢オチ」(夢を見ていたという結論)の映画と思うかもしれない。でも、私は、この映画は絶対に「夢オチ」じゃないと思う。「未来が変わった」とか「タイムスリップ?パラレルワールド?」などと観た人の方が、本質をつかんでいると思う。過去と未来と現在が交錯し、最後だけが現実なのか、最後のシーンも夢だと言われたら夢かもしれない。
最初のシーンで「君のまなざしは全部知っていた」というような表現があったように記憶するけど、最初から最後が決まっていたというようにもとれる。でも、この映画は、過去も変えられる、または、過去・現在・未来は、みな一緒、と言っている、そう思う。
この映画の、テーマは、生と死、この世とあの世、善悪や愛憎いろいろ盛り込まれています。それと、悪役が最初からいてそれを倒すというパターンでなく、正しい人が闇に落ちていく、またそれを救うと、わりに複雑です。単なる娯楽作品でなく、メッセージがある作品です。
演技は、黒田アーサー・日向丈・手塚理美・長谷川奈央・黒沢年雄らベテランのわき役たちと若手の主人公たちの演技の技量の差が大きい。でも、主人公の健太は、後になるほど相当にうまくなっている。あかり役の水月ゆうこは、演技がかたいけど、好意的に言えばそれが巫女の役柄にあっているかも。あさひ(と道円の二役)の演技力は、不思議なアンバランスがあった。演技や演出の一部に改善点があるが、不思議な魅力がある作品でした。
細かいところだけど、道円が悪魔となって最後に戦う場面は一部分でもCGを使って道円の体を大きくして顔も変えた方がよいと思う。健太が平安時代に羊禅(黒沢年雄)の命で゛で旅に行くワンショットは、騎馬で数名の家来を連れているべき、都に関白に会うために行くのですから。アヤの血らだけの手が、道円の顔に血をつける場面では、道円の金ぴかの服にも血をつける方が自然です。ハリーポッターのように悪魔との戦いがあるが、この映画のエクソシスト(悪魔降?退治?)の方が、本物のように見えました。とにかく、不思議な魅力というか何かパワーのある映画です。
大人の事情なのだろうとある意味納得
映画は総合芸術か?
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