覆面系ノイズのレビュー・感想・評価
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入れませんでした。
高校生がプロデューサー?、バンド内の葛藤も薄く、人間関係も進行も都合よすぎ、いきなりソロライブ?、原作もアニメも見ていないおじさんが時間があったので観たのですが、現実離れし過ぎて物語に全く入れませんでした。バンドか人間関係でもっと苦しんだり、悩んだりが入り交じらないとちっとも共感できません。中条さんをもっと魅力的に撮れなかったのでしょうか?ライブでは正面からの図ばかりで歌っている魅力が伝わりません。
完結していない原作を上手くまとめている。
まだ原作である漫画は完結していないのにも関わらず、ストーリーとして本当に上手くまとまっており、最後まで見やすく感心しました。
また、音楽もこの映画では大事になっていますが、ニノ役の中条あやみさんの歌声が素晴らしく、聞き惚れます。脇を固める志尊淳さん・小関裕太さんの演技力も素晴らしい。それぞれ事情を抱えているのですが、本音を言えないむず痒さや切なさを上手に演じています。また、お二人の演奏シーンもギターやピアノ、ベースが初心者とは思えない演奏シーンでした。
この3人の他にも磯村勇斗さん・真野恵里菜さん・杉野遥亮さんら若手の方々出ていますが、これまた演技も演奏シーンもお見事でした。
中高生向きの映画なのかもしれませんが、私も含めた大人も楽しめる映画でした。
オススメ出来ます。
中条あやみの魅力を引き出した、これはこれでいい
"花とゆめ"掲載(2013~連載中)の福山リョウコ原作による同名コミックの実写化。これはこれでいいけれど、アニメ版のほうが100倍せつない。ギターのリフがカッコよく、荒々しいロックだったのに対して、相当ポップで軟派なイメージ。まったくの別ものと考えて観るのがいい。
監督は「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(2015)の三木康一郎。興行的には成功したが、原作の実写化の腕前はどうかと思う。今回もその予想どおり、思いっきり裏切ってくれたわけだ。
実写版のいちばんの注目は、中条あやみの初主演である。9頭身という超人的なスタイルで傑出した、"CanCam"専属のファッションモデルであり、一昨年からドコモのTV-CMに出まくっている。女優としては、今年「チア☆ダン・・・」(2017)で広瀬すずと共演したり、これからの活躍が楽しみな20歳である。
本作は、いわゆる"音楽系"映画だ。音楽系のヒット作を挙げれば枚挙にいとまがないが、紙媒体であるマンガからの映画化の特徴は、初めて"絵から音が出る"こと。よって、"演奏力"、"歌唱力"、そして"楽曲の良さ"が、作品全体のクオリティに大きく影響する。
なので、中条あやみの初主演もさることながら、ヴォーカリスト役としての歌唱が最大の見どころだ。映画予告編で、"♪響け~"とシャウトする、この曲「カナリヤ<MOVIE SIDE>」での、その歌唱力もなかなかのもの。必見。
しかしアニメ版の「カナリヤ<ANIME SIDE>」とは同タイトルで曲がまったくの別モノ。作曲家も違えば、歌詞も異なる。
実写版の音楽監修プロデュース・主題歌を、"MAN WITH A MISSION"が務めている。アニメ版の音楽を担当した"Sadesper Record"(NARASAKIとWATCHMANのユニット)とは、音楽性がガラッと変わるのは、当たり前である。
劇中バンド、"in NO hurry to shout"(愛称:イノハリ)は、劇中の役柄そのままに、中条あやみ、志尊淳、磯村勇斗、杉野遥亮といった出演メンバーで構成されている。現役高校生が隠れてプロ活動をするという設定上、包帯マスクと片目眼帯をはじめとする覆面衣装で謎のバンドとして人気を博している(映画では顔丸出しで眼帯だけというシーンもあり、ダメでしょコレ)。
近年の音楽映画で、劇中バンドが実際に楽曲デビューするのは定例である。「キセキ あの日のソビト」(2017)で、"GReeeeN"を演じた菅田将暉とか、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(2013)における三浦翔平や窪田正孝などによる劇中バンド、"CRUDE PLAY"などがある。
音楽テレビ番組に出演するというパターンにも持ち込みたかったらしく、よりポップで大衆的な曲調である必要があったかもしれない。加えて、アニメ版のNARASAKIのカッコいい曲は演奏が難しい(笑)。しかしそれはそれとして"大衆的でポピュラーな曲"という意味では成功している。
見方によるが、アニメ版を知らなければ、これはこれでいい。むしろ知らない方が幸せで、中条あやみの魅力を引き出した、良い作品ではある。
(2017/11/25 /TOHOシネマズ錦糸町/ビスタ)
想いはいつか届く!
全員が片思いで、切なく、見ていて胸が痛かった。
これぞ青春映画なんだろうけれど、
私の見るジャンルにこの手の高校生が主役の映画はなく、新鮮でもあった。
この映画を見るきっかけは予告の中条あやみの歌声。
中条あやみは「せとうつみ」から気になってたけれど、ボイストレーニングを行った歌声は心にビンビン届いてきた。
バンドでの歌声もいいけれど、やはり、学校の屋上での心の叫びは鳥肌ものです。
歌は人を動かす力があると改めて感じました。
ストーリーも最後に昔の思い出の人ではなく、目の前の人に寄り添う展開、痺れました。
私のようなおっちゃんでも心が震えたいい映画なので、ぜひ高校生に見てもらって、心の震えを共感して欲しい。
でも配給が松竹なので、広がりは難しいかも。
試写で見ました
原作から好きなので、実写化のキャストさんが発表された時からすごく楽しみにしてました!
キャストさんたちは楽器未経験で、短期間でこれは皆さん凄いです!!カッコよかった!しかも中条あやみちゃんの歌!!凄いです。予告にも出てた、「響け〜」のカナリヤ好きです。屋上の歌のシーンは鳥肌立ちます!!
とても良かったです!
私は出演されている俳優さん女優さんたちが好きで完成披露試写会に応募して行かせていただきましたが、どの役の人もかっこよくて、劇中のバンドは完成度も高く音楽が好きな人は見に行くべきかなと思います!私はバンド好きなので歌声といい、ギター、ドラム、曲の歌詞、どの音にも思いがこもっていて鳥肌が立つくらいでした!公開日までまだ時間がありますが楽しみに待っていて損は無いと思います。私も公開日になったらまた観に行こうと思っています。
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