スウィート17モンスターのレビュー・感想・評価
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悲劇のヒロイン
こじらせ女子に共感する。かつて自分もこじらせ男子の経験があるのでネイディーンの気持ちが痛いほど伝わってきました。自分だけが悲劇の中心にいるような錯覚に陥るのも同じ。そんなネイディーンが可愛くてずっと見ていたかった。そして何よりネーディーンを演じたヘイリーの表情が抜群に良い。ユーモア性もあるし最後の展開にも満足。
2017-74
甘酸っぱい
17歳の今、私にとって
この作品の価値観は特別なものだと思う。
あー、この気持ちわかる
この言動わかる 言ってるやってる、、と
沢山共感することあって
私も拗らせてるなと思ったのだが
そもそも私はこじらせ女子は嫌いだ
でもこの子はまっすぐに
わがままで寂しがり屋だ
最後の数分、拗らせって?!となった
きっとこういうことなんだろう
17歳とはこういうことなんだ
なんだか単純だ
でもとても愛おしい
華のセブンティーンなんて言われるほど
溢れてるんだ
甘酸っぱい映画
色んなキュンがつまってる
ヘイリースタインフェルド万歳
な映画。やっぱりこういうアメリカ映画が好き。
というか、こういう映画が好き。なのになんか特殊な設定がないと大きく公開されないのが悲しい。
ホームアローンに向かう前のジョンヒューズの映画みたいな、学校と家族のエンターテイメント。
とにかくヘイリーの顔を見てるだけで楽しい、そんな時間。
自分を見ているようで…
ファーストデイで鑑賞しました。
男子学生ですが、とても楽しめました。
子供のままの自分からそれを見つめ直す過程が、映像でコミカルに表現されていました。
子供のままの自分と重ね合わせてしまい、ラストの兄の言葉は耳に痛く、そのシーンから目を背けてしまいました。
人のこと考える、それが大人への第一歩なのかなと思いました。
おすすめです!
予想外にめっちゃ良かった!32歳だけど気持ち分かる。笑 登場人物み...
予想外にめっちゃ良かった!32歳だけど気持ち分かる。笑
登場人物みんな魅力的で、終わり方も良かった。未熟なママも、リア充だけど実は誰より家族第一なお兄ちゃんも、無愛想なのに生徒思いな先生も、とっても素敵。
楽しくて前向きになれる良い映画でした!
私の嫌いな私と生きるしかない絶望と希望。
スウィート17モンスターです。
歌手をやってる事は知らなかったヘイリースタインフェルドちゃんのいたーい思春期グラフティとなると、
みなくちゃねと言う感じで見てきました。
ヘイリースタインフェルドは、はじまりのうた、と、ピッチパーフェクト2でしか見たことないですがね。
トゥルーグリッドを観たいです。
ヘイリー以外は知らん子かなーとおもってましたが、
イケメン設定のお兄ちゃんがね、gleeでライダー役をやっていたブレイクジェンナーでして、びっくりしました。
まだ観られてないリンクレーターの新作にも出てたもんね、映画で再会できるのうれしーって思いました。
アメリカの青春モノ、結構好きでして。
映画に限らず、ドラマも好きで。「glee」とかね、途中で飽きたけど「The O.C」とか、
映画だと、「ウォールフラワー」とか、「17歳のエンディングノート」とか、「きっと、星のせいじゃない」とか「ヘアスプレー」とか大好きで。
なので、そうゆうのが好きな思春期過ぎた大きなお友達には絶対刺さりますね、この映画。
案の定、ぼろっぼろ泣きまくりながら観ました。
この涙は、すっごく感動とかじゃないんです。
わかる、わかるよ、という気持ちだと思います。
情けなさに苦しむ彼らと同化してしまうためにあふれる涙なんだと思っています。
ネイディーンの自己嫌悪も、お兄ちゃんの苦しみもわかるねん。
どっちにもかつての私が含まれているからね。
そして、歴史の先生のそっけない優しさが沁みます。めっちゃ親身になるでなく、安全だけ確保してくれた状況で、
思いっきり混乱させてくれるっていうのが、大人が若人に接する正解ですね。心がけます。
妄想そのままのエロメール送っておきながら、普通に甘いムードの恋愛ごっこが出来ると思い、
でも単純にヤリ目ドライブだった事を、知らされて、怒鳴られて。大きいお友達はそうなるってわかってたよ、観てるの辛かった。
あれはね、いい勉強になったと思いなね。
やだってゆったら、とりあえずやめてくれる人でよかったと思っときなね。
あんたの考えが甘すぎたのよ。
そう思いながら、ネイディーンと一緒に泣きました。
アジア系の彼に、戯れで「セックスしたい?」とか言うのもね、ほんと良くないよ。
彼が逆上して暴力振るったらどうしようってあたしゃ震えましたよ。
そんなんしないいい子でよかったけれどもね。
痛い、恥ずかしい、情けない、死んじゃいたい。
そんな経験を山ほどしでかして、ちょっとづつちょっとづつ自分を好きになる。自分が自分でよかったと思える。
きっとそんな日が来るから、頑張ろうね。
お兄ちゃんもよかったです。
中二病(笑)
もう、何なんですかね、あの異常な自己顕示欲と、この先一生自分と付き合わなきゃいけない絶望感と、こんなイヤな自分でも愛してよ、お母さん!な時期…。
自分でもあの時代に戻るのはもう嫌だなぁ(´Д` )。ワガママで周りを振り回すだけ振り回して、相手の忍耐力を試しては、そんな自分が心底嫌いな自己嫌悪な時期…。
大人は我慢しなきゃですね。自分も確かにあんな風に周りを振り回して、いつの間にか大人の我慢強さに感謝できるようになったのはいつからだろう。お兄ちゃんの魂の叫びを聞いて、涙が出ました。
大人になった今でも周りを振り回して自己主張することもあるけど(笑)、やっぱり世の中、いい人が我慢して何とか回ってるんだなあと、我が身を省みた作品です。
お兄ちゃんありがと、先生ありがと、お母さんありがと…と思えた、暖かい映画でした。
思春期、情緒、自己中、妄想、暴走
字幕版で友達と鑑賞
17歳男子です。
主人公ネイディーンの行動はどれも自己中でイタくてで客観的に見ると本当に"モンスター" 。とても応援したくなるキャラクターではないはず。
なのに、感情移入し易く 応援もしたくなる。それは見ている私達がネイディーンと同様に青春時代を送ってきて、ネイディーンに過去 現在の自分が重なるので誰もが親身にこのリアルで人間味のある17歳のキャラクターに愛着が湧くのだと思います。
思春期の情緒不安定な感じ。
全てに反抗的で皮肉な感じ。
自意識過剰でイタい。
自分だけは周りとは違う特別だ。
口は達者でもいざとなったら何も出来ない。
そんなもん今の17歳の自分にとっては共感しかありませんでしたw
それをあれだけ リアルに見せた脚本とヘイリー ・スタインフェルドの演技は素晴らしく良かったです。
過去の悲しみや、自分の嫌な所ばかりを見つめてしまって物事を閉鎖的にネガティヴに捉えていないか。
悩み苦しむのは自分だけじゃない。
子供思いな母、イケメン兄貴、いつでも一緒の親友、力になったくれる先生。
こんなにも恵まれているのに 自分の事で精一杯で身近にある幸せに気づけなかった?
そしてそれを理解して 周りを受け入れ 自分を受け入れての最後のネイディーンのあの笑顔だと思います。
私は現在17歳でドンピシャですが男子なので主人公の全てに共感は感じられませんでした。一緒に観た女友達は「全てわかるし共感できた」と言っていたのでやっぱり女性の方が共感する部分は多いのかなと思います。
個人的にはどの年代の方も青春時代を思い返して自分と重なる部分があると思います。 また、この映画の捉え方も変わってくると思います。
これほど痛い程共感できて、かなり笑えて、人間味のある映画は中々無いと思います。
あと 音楽もテンポ良くて好きでした。
今この映画を見れて良かったと思います。
うん、そうだよね
主人公のイタいっぷりが、うんうん思春期ってそうだよね、と身につまされる。なかなかの佳作。もう遙か昔だから良いけど、若い人は余計そうなのかな…?
ストーリーの落ち着き所も良いんだけど、「結局彼氏を作るのが大人になるってこと?」感は否めない…
それにしても役者さんはみんな芝居がうまいね。ヘイリー・スタインフェルドはもちろん、『エブリバディ・ウォンツ・サム』に出てたお兄ちゃんも、ウディ・ハレルソンも良い味出してた。特に親友役の子は(ヘイリーもだけど)恋したとたんにそういう顔になるんだから、スゴい…
共感できる間に、、、
主演のヘイリー、あのイモっぽくて冴えない主人公・ネイディーンにハマっててよかった(可愛いのに)
少し屈折していて斜めに構えてる感じとか、わりと共感してしまった。「わたしと兄どっちか選んでよ!」と友達か恋人かどっちかにしろと選択を迫るのはわりとあるあるだなーと思った。
こういう青春映画を素直に共感できる若いうちに、いっぱい観ておきたいなと感じた。
主人公の表情がすごくイイ
正直に言うと、ティーンの青春ものを見るには俺は歳をとりすぎたのだろう。味のある教師に一番感情移入してた。物語は予想を越えるものはなかったけど、誠実な作りに好感は持てた。もう少しビターでもよかったけど。
先生役はウディ・ハレルソンだったのか。(^^)今知った。
ヒューマントラストシネマ渋谷にて観賞
話は以外と真っ当でお行儀良いが、ヘイリー・スティンフェルドが面白く飽きない。スプレーやナポレオン・ダイナマイトなど瞬発力のある笑いもあり。
ブレイク・ジェナーの何処かで見た体育会系マッチョ兄さんも味があっていい。懐かしのカイラ・セジウィックも皺が感慨深い。
「黒歴史」が追体験できる映画
主人公役のキャスティングが
絶妙だった。
ネイディーンとクリスタが
二人並んでキャンパスを歩くシーン。
驚いてのがその「スタイル」の平凡さ(^^;;
小さい顔にすらっと長く伸びた脚...ではない!
現実的にいそうな今時のティーンが
物語をよりリアルにしていた。
そこにあの先生が加わる!
中二病というか高二病というか(^^;;
人生で1番病んでる生徒を
見事に「抱きしめる」先生!
その先生の「抱きしめ方」が
もう、いちいち、お洒落!
手加減なしで爪を立ててくる
やんちゃな子猫を
甘噛みで返すナイスな先生(^^;;
フローズンヨーグルトのお釣りは
ちゃんと返したのかな?
ハラハラドキドキ、
最後にどんでん返し!
...というようなストーリーはない。
誰しもが通って来た「黒歴史」を
映画館の大スクリーンで追体験する。
それも悪くない。
そう思った。
近くで上映してたら
ぜひ見て欲しい(^-^)v
、
ヒステリックだったり、悲観的だったり少し前の自分を見てるかのよう、、
何が良かったってとりあえず画面の色が素敵、そして登場人物が少ないから見やすい(笑)一人一人にフォーカス当ててて良いように言えば無駄がなかった
青春映画は何本か見てるけどうーん、1番とはいえない、、けど元気は貰えました
主人公が女子というところに意味がある
恋人どころか友達もほとんどおらず、信用できるのは親友一人だけ、学校でも負け組、でも口だけは達者で、放課後になったら担任に悪態つきまくり、未経験のくせに下ネタを吐きまくるという主人公のキャラクターは既視感があるが、これまでは男の子だったと思う。
兄貴がイケメンの人気者なら、その逆よりよほどラッキーかと思いきや、兄弟姉妹との関係って、親も絡んでいる分、複雑で、根が深い。
教師役のウディ・ハレルソンが良い。アーウィン役の、岡田義徳を若くしたような中国系の男の子も、顔は可愛いのに声が低くて、いい感じ。
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