「制作費600万ドル撮影日数24日で作った映画ってホント!?」ビニー 信じる男 eさんの映画レビュー(感想・評価)
制作費600万ドル撮影日数24日で作った映画ってホント!?
実在のボクサー、ビニー・パジェンサの実録モノ。
飲まないけど打つ、買うロードアイランド出身のイタリア人ボクサー。80年代~90年代に活躍していて2004年引退と長くボクシングやっていることも含めリアルロッキーみたいな人。
低予算に見えない時代再現性は実際の映像を使ってることもあるだろうが、地元出身者でビニーとも懇意のプロデューサーがいたことで地元民の協力があったおかげだと思う。家族のシーンが多いことも含めアットホームな雰囲気が映画にいい影響を与えている。
無駄に音楽で煽らない等派手な演出を少なくして実話ベースであることを尊重しながら破天荒なエピソード、ボクシング興行の闇をちらつかせたりして飽きさせない。
アーロンエッカートが外見から中身までこれまでと全く違うイメージで実在のトレーナーになりきっていて主役を食っている。
ボクシングシーンより手術や事故・リハビリシーンの方が痛々しい。
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