帝一の國のレビュー・感想・評価

おもしろかった！
宣伝から映画のエンディングまで、すべてに渡って作り手の「イト」が感じられるから、観る側はそれに乗っかってストレスなく楽しめる。
オープニングの名前とか出るとこ、めちゃくちゃかっこよくて声が出た。

役者もそれぞれの役割が明確だから、迷いなくキャラを演じてるように見える。
菅田将暉と吉田鋼太郎が点数を出し合うくだり、ただそれだけなのにゲラゲラ笑ってしまった。それぞれの世代を代表する演技派のムダ使いが楽しい！

間宮祥太朗と幼馴染の「別のてっぺんなんてあるのかよ」のくだりには、不覚にもグッときてしまった。
おいしい役の竹内涼真君、高橋一生っぽくて売れそう。
古屋兎丸の漫画からそのまま飛び出してきたような千葉雄大君もとてもよかった。
正直、永野芽郁の良さがいまいち分かんないんだけど、あのエンドロールのダンスは可愛かった！

去年のTOO YOUNG TO DIEとかこの映画みたいな何にも似てない変な映画は、それだけで価値があると思う。
制作陣の「イト」がはっきりと見える変な映画が、これからもたくさん作られてほしい。

映画館を出たあと、無性にあの『気を付け』の格好をしたくなったのは。
私だけか(笑)

一生懸命さが爽やかで、
内容は感情むき出しのドロドロなのに、清々しいまでのあの感じ…

まぁ、とにかく菅田将暉君が良い。まさしくカメレオン俳優。
千葉雄大君は何故あそこまで学生服が似合うのか。可愛くて堪らない。

一回で充分かな

２時間あっという間でした。

今のところ、今年に入っての邦画No1です。原作も読みましたが、よくぞ短い時間の中に見せ場をバッチリ入れ込んだな…と。デフォルメされた帝一にリアリティを持たせる菅田くんの半端ない演技力をはじめとして、脇役一人一人に至るまで原作の画面から抜け出てきたよう。当代最高の若手が集結した、当代最高の映画です！

原作は未読。

こういう手の映画って、下手な人がやるとお遊戯会みたいになると思うんだけど、これはなってない。一生懸命演技が上手い人達がめっちゃふざけてる。。そういうのがいいんだよ。それにジャニーズ、AKB達が出てないとこもプラスポイントかな。俳優を生業にしてたらド下手って少ないと思うから。

帝一はピアノが弾きたいという純粋な理由で総理大臣を目指し、その後本当に野望として総理大臣を目指す最後の流れがまた良かった。

また最後の「お前らが」が公明もただの駒でしかない、という帝一の強かさと冷徹さが滲み出てた。一番痺れたかな。

この作品は割と帝一目線で作ってあるから、選挙の結果は帝一がいないからサラッとしていて、その後の帝一の選挙の時の攻防が顕著に目立っていた。公明はかわいい感じだけど、本当の策士で億人は武士だと思った。

しかし皆さんかっこ良かったです。BLが入ってて個人的に萌えました笑

千葉くんを見たくて行ったけど
最高に面白かった！
息つく間もない、痛快な展開！

最後のどんでん返しと
ピアノの操り人形… いやー、よくできてる！

あまりに楽しくて、家族一緒に2回目を。
何度見ても面白い、よくできた
ストーリーと演出でした。

DVD欲しいなあ。

菅田将暉の演技が凄い。

本当に面白かった。泣けて笑えて素晴らしい作品だと思います！劇場で笑いがおきていました！キャストも素晴らしい。

めちゃくちゃ面白かった！

役者がみんな素晴らしくて、全く飽きることない二時間でした！

円盤購入決定です！

朝10:30の回でしたが、おそらく若手俳優のファンであろう10代の女の子たちがほぼ客席を埋めていました。
原作を少し読んでいて、評価も高かったので期待して観ました。
結果、面白い！！出だしからツッコミどころ満載で、実力派若手俳優達の体を張った演技。ストーリーも緻密。いや〜これだけ実力のある俳優達が揃っているなんて今後の映画界も楽しみ。やっぱり菅田将暉は目力があるなぁ。野村周平のイラっとする演技も良い。竹内涼真も垢抜けていい役者になってきた。
最後は駆け足でしたが、全体を通して誰が見ても楽しめる映画でした。良い作品です。

漫画は読んでないですが、生徒会長選挙を軸に帝一と周囲の人が様々な画策をしていきます。子供の世界だと思ったら大人顔負けの権力闘争の連続で引き込まれます。
主人公だけでなく各々登場人物が個性的で、俳優さんの魅力が引き出されています。
旬で演技力のある６人の複雑な絡み合いも見応えがあります。
とにかく男だらけの迫力ある画面に熱量の高さを感じます。
昭和の設定なので、衣装も楽しめます。
主題歌「イト」も良いです。

スピード感とちょこちょこと折り込まれたBL感が堪らない作品です！(笑)
最後の最後まで飽きずに楽しく観賞出来ます‼
友達同士でもカップルでも一人でも男女年齢問わず楽しめる作品ではないかと思います。

帝一不足に陥りました。
もう一回みたい。

物語、セリフ、俳優、美術、衣裳etc　ひとつひとつを上手につくってるので、その世界観に安心して乗っかれる。
これ、実は難易度高いです。

かなり笑える。
いや、主人公の趣味の悪い私服とか、意味不明過ぎ。
楽しい気分で笑いたいなら、おすすめ。
イケメンだらけだし、たのしめました、

菅田くん見たさに行きましたが、それぞれのキャラが魅力的でした。
テンポよくおもしろかったです。

原作を観ていないので、映画だけの感想としてはとても良かった
テンポはいいし、イケメン達があんなにも必死に顔を崩して動いてるのは観ててスッキリします
2枚目が演じる3枚目っていいですね
漫画ならではのありえない世界観が無理なく作られていてとっても楽しく観れました。
そして意外と深いテーマなんじゃないかななんて思いますが、まぁとりあえずこの映画に関しては笑って観てればいいんじゃないかと。

観る者を、楽しませ考えさせるのが、良い映画の条件だと思います。この作品は、その両者を充分満たしてくれます。
楽しませてくれる娯楽作は多々ありますが、考えさせるという面において浅い
ものが大半です。
権力・欲望・組織・家族・友情、等々を凝縮させてコミカルに表現した大傑作です。61歳の私でも抵抗なく、帝一の世界に入り込んで行けました。
テンポが良く、観る側に隙を与えない。それを支える秀逸な脚本・役者陣の熱演。文句の着けようがありません。
原作未読。前知識なく観たのが、かえって良かったのかも知れません。

ギャグ要素が強いけど、ストーリーもしっかりしてて、最後まで飽きることなく楽しめた✧イケメンが多いので、女の人が観るとより楽しめそう。