帝一の國のレビュー・感想・評価
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文句なしの星5
半年以上待ち望んだ帝一の國!
最高にくだらなくて、
じわじわ来る笑いがたまらない。
でもただ面白いだけじゃなくて、
メッセージがありました。
優秀で満たされているように見える人たちでも、
それぞれ悩みがあって、
あの手この手で時に対立しながら、
同じ目標に向かって行くのがとてもよかったです。
6人全員が生徒会長を目指す話と思いきや、
内4人はあくまで応援・補佐的な立場だったことに驚き。王者の座を手にするのは、長い道のりだ。
いきなり会長を目指すよりも、格段に内容の充実度が増していたと思います!
男臭さの中の光のような存在の美美子。
エンディングが最高に可愛かった♡
帝一と光明の友情、弾の人の良さ、ウザさ全開の菊馬、熱血ローランド、億人の信念強いところ、
どこを取っても文句なしです!
菅田くんの作品は今後も追って行く。
原作は全巻読破してます
マンガ!
若手俳優の熱量を感じる作品
最初はなんかつまんないな〜と思ってみていたら 映画が進むにつれてよ...
なあまa@ptたいぬわやあなカメレオンあたまらだわな
にやたまみなわたつか麻縄だにななあたまぬわ化するのらややゆきやまくなまあよかかわまあなあいうたああなかやまややとかかたなのあたをらやたあ渡部篤郎まゆのやわや百合なまわまたですにああな
醜い政治抗争に潜む美学
素晴らしい。原作は未読。予告編を見る限りただのドタバタギャグかなとも思ったけど、古屋兎丸の作品だし、そう外すことも無いだろう、その位の気持ちで観に行ったら面白いじゃないの。単に笑えるという面白さじゃないよ。政治家達の阿呆な勢力争いのアンチテーゼもあり、逆にその争いに全てを投じて戦う男達の美学もある。泣けるシーンもある。これは拾い物でした。原作も読まなくちゃ。
やっぱり永野芽郁はいい。あのクルクル変わる表情、かわいい、エンドロールのダンスかわいい。帝一と光明が抱き合ってる後ろで所在なさげにショボンとしてしまっている仕草、見逃してないぞwかわいい!
菅田将暉がいい。如何にもコミックテイストなキャラを何の違和感も無く演じてた。菅田将暉の演じる帝一を見ていたら、古屋兎丸の描く絵が被って見えたような気がした。凄い若手俳優が日本にいるぞ!
すみません。加筆修正しました。
予告のイメージほど爆笑出来ない!
コント的な演技(いい意味で)
とにかく面白い❗二時間ずっと笑いっぱなしだった。
特に勝手にテスト対決のすだまさきのハイテンションっぷりは面白かった。結果が出た後、息切れしてる菅田が面白かった。
さらに菅田だけではなくこのお話に出てくる役者全員が演技がとてもうまく、その役にピタッとはまっていて、キャスティングが素晴らしかった。予告編を見たときは「氷室ローランドはちょっとイタそう。僕の苦手なキャラかなぁ」と思っていたが、間宮祥太朗さん、脚本の方監督が素晴らしかったからか僕のなかに嫌みなく入って来た。
また、野村周平のよろちくびや、評議会で見せる様々な顔がとても面白かった。校旗掲揚のときの「抜け駆けしやがって」からの「ザマァ」からのビンタは二回目見に行ったときも笑ってしまった。この作品の唯一のオアシス美美子がとてもかわいかった。美美子と光明の微妙な関係も面白かった。
この映画は絶対に見るべき❗
最後の永野芽衣のダンスもかわいくて必見
是非、観てください!熱い‼️深い‼️おもしろい‼️
面白かったけど入ってて欲しかったシーンが無かった
男らしさを突き詰めると笑いが生まれる
「男らしさを究極的に突き詰めるとシュールな笑いが生まれる」という現象をギャグとして描く作品が、この世にはたびたび生まれる。たとえば、昭和の傑作少年漫画『魁!!男塾』がその典型であったのに対し、2010年代の今は、この『帝一の國』がおそらくその先端を行っているのではないだろうか。
ストーリーは、全国屈指のエリートたちが集まる、旧日本帝国海軍が母体の超名門男子校・海帝高校に主人公・赤場帝一(菅田将暉)が入学する所から始まる。卒業生に政財界の重鎮達を多く輩出するこの海帝高校において、生徒会長に選ばれるという事は、この国の総理大臣になる資格を得ることを意味する。「自分の国をつくる為に日本の総理大臣になる」という夢を抱く帝一は、二年後の生徒会長選挙で優位に立つべく、入学直後からクラスのルーム長になる。そして、次期生徒会長選の有力候補の派閥に入ることを目論み、自ら選んだ次期生徒会長候補を勝たせる為に、学園権力闘争の渦中へ身を投じることになる……。
この高校における生徒会長選というのは、単なる学生の代表者選びではなく、卒業後の先の政財界へ入るための有利な切符を手にする為の、権力争いを意味する。つまり海帝高校という男子校のトップに立つことが、日本の政界という男社会のトップに立つ者に選ばれるという事に繋がっているのだ。
エリート男子校という男だけのホモソーシャルな空間においてリーダーに立つためには、「男らしくあること」が重要になる。そのため帝一はピアノという「男らしくない」才能を封印し、また、硬派であることを装うために、美美子という交際相手がいる事を秘密にしている(昭和が舞台のこの作品中においては、男女交際は禁止されており、女性の恋人がいることは軟派とみなされ、スキャンダルに繋がるのだ)。
この「男らしさ」の過剰な演出が、作品の随所で笑いを生む。たとえば、生徒会長に恥をかかせたものは武士道に従い「仮切腹」の刑に処されるという掟。また、次期生徒会長選の有力候補は、選挙人との一体感を生むために、ふんどし姿で和太鼓パフォーマンスを披露する……といった具合に、突き抜けた男らしさの表現が、「男らしさっていったいナニ?」とシュールな疑問と笑いを次々に巻き起こすのだ。
……とここまでであれば、昭和の『魁!!男塾』と共通する点が多いのだが、2017年の今作が昭和の作品と違うのは、『帝一の國』で男子生徒達のトップに立つためには、「男らしさ」に加え、「美しさ」が求められているように見える点である。これには、この映画のキャスティングが大きく影響している。
この作品の映画化以前に、『帝一の國』はいわる2.5次元舞台化で成功しており、2.5次元舞台で活躍する俳優や、特撮作品出身のイケメン俳優を多く起用している。三年の現生徒会長の堂山役には、(舞台版では主人公・帝一役を務めた)木村了、二年の次期生徒会長有力候補の氷室ローランド役には間宮祥太朗、同じく二年の有力候補・森園億人役に千葉雄大と、錚々たるイケメン若手俳優を起用している。
(※余談だが、そういえば昨年話題になり、一部の熱狂的ファンを生んだヤンキーとチンピラだらけの喧嘩映画『HiGH&LOW THE MOVIE』においても、SWORDと呼ばれる5つのチームの頭(ヘッド)には、皆美形を起用していたのを思い出す)
とにかく、『帝一の國』の世界においては、男社会の上に立つ者の資質として容姿がある程度重要なのは、間違いないようである。
主人公・帝一は物語中で、美美子らから「どうして総理大臣になりたいのか」「どうして自分の国をつくりたいのか」ということを問われるのだが、後半、その理由が明らかになる。それには「男らしくあるため」に、自分の男らしくないある一面を封じられたという、彼の辛い過去が影響していた。そして帝一は、自由に自分らしくあれる国をつくるという為に、総理大臣になるという強い野望を抱くようになるのだ。
現代社会において、「男らしくあれ」という従来の社会規範に対し、強いストレスや生きづらさを抱く男性は増えている。帝一もそのような男性ジェンダーを負わされ、自分の一部を犠牲にされた一人だった。
だがいくら社会的規範に疑問を持とうと、結局のところ、社会の仕組みを外側から変えるのは、非常に困難だ。それには、社会を作る側……つまり、政治という男社会で、内側から上り詰めるのが、最も手っ取り早い改革の手段なのだ。
自らに負わされた男性性から自由になる手段として、帝一は権力を渇望する。権力者である上級生達に媚びへつらう彼の姿は、時に滑稽だ。だが、「女性らしくあれ」という抑圧に、日頃生きづらさを感じている私のような女にとっては、そんな彼の姿を無様だと、後ろ指を指して笑うことができないのも、また事実なのである。
おしい!!
予告編を見る限り、自分には合わないタイプの映画と思いつつ、レビュー評価が高く、でもこれって好きな人が見に行ってる票ではと、正直、リスク覚悟で見ました。
前半は予想通り、自分の笑いの坪からは大きくかけ離れている中で、他の鑑賞者からは大声の笑い声が。。。余計に興醒めの前半でした。
しかし後半の感動のさせ方が、此方は坪パターン! ギャップで持っていってくれるかと思ったら変な間延びが。。。
最後の最後の終わり方も比較的好きなパターンだったのに、テンポと間をもう少しこだわりきるだけで、何十倍も良かったと思うんだけど。。。う~ん、役者の演技も悪くなかっただけに勿体ない。。。惜しい!
思いっきり個人的好みと主観の感想ですみません。。
熱い!
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