シャット・イン(原題)

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映画レビュー

2.0ナオミ・ワッツを知らないものにとって

2018年10月8日
PCから投稿

この作品は、ナオミ・ワッツ主演のソリッド・シチュエーション・スリラーとされるもので個人的に彼女を知らないものにとっては、どうしても辛口の意見を書いてしまうので注意が必要とされる。「ザ・リング(2002年)」に主演をしたのは覚えいるが、その他の映画は記憶に残るものはない。イギリス出身でしかもオーストラリア育ち、演劇を通じてニコール・キッドマンと親交があるということで私事であるが、虫が好かないのかもしれない。
この映画は、2016年にアメリカで公開されたものが、今頃日本で公開されることになったのだが、批評家とされる方たちからは、明確に酷評されている。ある一般のネット情報では「シャットインは未完成で不合理だと感じます。あなたがワットが裸で浴槽で縛られているのを見たいなら、それは5分間あなたを楽しませるかもしれませんが、怖いのは才能の浪費だけです。」
この映画で共演している天才子役、ジェイコブ・トレンブレイと再共演している「The Book of Henry(2017年)」のほうが面白そう。
前半部分の謎めいた場面の展開から50分ほど過ぎてからの真相がわかる部分になると急速に観る意欲をそがれるシナリオとなりソリッド・シチュエーション・スリラーの欠点と思われる後半への尻すぼみ感を避けることが出来ないでいる。
最後に流れる曲は、「Hush, Little Baby」は、「奇跡の人」の中でも使われたアメリカ南部の民謡とされるもの。あなた(赤ちゃん)が静かにしていれば、欲しいものは何でもかなえますよ。という意味合いがある。

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Naaki

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