劇場公開日 2017年5月5日 PROMOTION

  • 予告編を見る

カフェ・ソサエティ : 特集

2017年4月24日更新

“もしもあのときこうしていたら”誰しもが持つ切ない《大人のタラレバ》
「ミッドナイト・イン・パリ」の甘くほろ苦い陶酔と、
「マジック・イン・ムーンライト」の恋模様が香るロマンティック・コメディ

ジェシー・アイゼンバーグ扮する主人公が、同じ名を持つふたりの美女の間で揺れ動く
ジェシー・アイゼンバーグ扮する主人公が、同じ名を持つふたりの美女の間で揺れ動く

ウッディ・アレン監督が、ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、ブレイク・ライブリーをメインキャストに据えて、ハリウッド黄金期の甘く切ない人生模様を描く「カフェ・ソサエティ」が、5月5日より全国公開される。華やかな世界を舞台に、甘くほろ苦い陶酔感とともに描かれる、「大人のタラレバ」とは?


「もしあのとき、人生の岐路でもう1つの道を選んでいたら、今の私は……?」
誰もが共感必至──酸いも甘いもかみ分けた《大人のタラレバ》が胸にしみる

「もしもあのとき○○していたら……?」誰もが持っている過去への郷愁が刺激される
「もしもあのとき○○していたら……?」誰もが持っている過去への郷愁が刺激される

もしもあのとき、今とは違う別の道を選んでいたら──恋や仕事、またその他の数々の場面で、私たちは色んな選択をし、その結果として、今の人生、生活を営んでいる。でも、もし、あのときに別の選択をしていたら、今の自分はいったいどうなっていただろう……? そんな「タラレバ」は、きっと誰もが胸に抱いているに違いない。

ロマンティックに描かれる、秘書とセレブ、ふたりのヴェロニカとの恋愛模様
ロマンティックに描かれる、秘書とセレブ、ふたりのヴェロニカとの恋愛模様

現在、アカデミー賞受賞作「ラ・ラ・ランド」が大ヒット中。ゴージャスなミュージカルシーン以上に、観客の心にグッときているのは、主人公の男女ふたりがあったかもしれない「もうひとつの現実」に思いをはせる切なさだという。本作「カフェ・ソサエティ」は、名匠ウッディ・アレンが、黄金期のハリウッドを舞台に、同じ名前を持つふたりの美女とひとりの青年の恋模様を、甘く切なく描くロマンティック・コメディ。さらに甘く、さらにビターに、そして、人生とはなんだろう?ともふと考えてしまう、酸いも甘いもかみ分けてきた大人の心に響く、“老練”な「大人のタラレバ」がここでは描かれる。

秘書のヴェロニカ役は「トワイライト」のクリステン・スチュワート(右)
秘書のヴェロニカ役は「トワイライト」のクリステン・スチュワート(右)

1930年代、映画黄金期を迎えていたハリウッドに、ニューヨーク生まれの青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)がやってくる。売れっ子映画プロデューサーのおじの下で働くことになった彼は、案内役として秘書のヴェロニカ(クリステン・スチュワート)を紹介される。美しくておしゃれで頭も回る彼女に、ボビーはすぐに心を奪われてしまう。「恋人がいる」と話すヴェロニカだが、ボビーは猛烈にアタックを開始。ふたりはグッと距離を縮めていく。

「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー(左)が、ふたりめのヴェロニカを演じる
「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー(左)が、ふたりめのヴェロニカを演じる

ギャングの兄が立ち上げたナイトクラブを引き継ぐことになったボビー。夜ごと都会の豪華なレストランやクラブに集まっては交流を楽しむセレブたち=《カフェ・ソサエティ》が集う人気店としてボビーのクラブは成長していくが、彼の前に優雅なブロンド美女(ブレイク・ライブリー)が現れる。彼女の名前はヴェロニカ。そう、かつて夢中になったハリウッドのヴェロニカと同じ名前。彼女もまた、ボビーと親密な関係になっていくが……。

(左から)スチュワート、アイゼンバーグ、ライブリーが演じる三角関係の結末は?
(左から)スチュワート、アイゼンバーグ、ライブリーが演じる三角関係の結末は?

ハリウッドの映画界に身を置くヴェロニカと、セレブ生活を送るヴェロニカ。果たしてボビーは、どちらのヴェロニカを選ぶのか。結局彼は、ひとりのヴェロニカを人生のパートナーとして選ぶが、あるとき、もうひとりの“ヴェロニカ”が彼の前に現れる。目の前にある人生に不満があるわけじゃない。でも、別のヴェロニカを選んでいたら、自分はどうなっていただろうか? もしかしたらそちらの道を選ぶべきではなかったか? 別の人生への思いが一気に押し寄せ、ボビーは進んでしまった時計の針を、巻き戻そうとする……。


《ふたりの美女優》と《実力派俳優》、そして《私たちが見たいウッディ・アレン》
男性・女性も、映画ファンも、監督好きも、夢のひとときに酔いしれる

ウッディ・アレン(右)のメガホンのもと、芸達者な実力派俳優たちが集結
ウッディ・アレン(右)のメガホンのもと、芸達者な実力派俳優たちが集結

甘い恋の陶酔と、ほろ苦い人生模様が描かれる本作には、デートで見たい映画を探している男女から、目の肥えた映画好き、そしてもちろんアレン監督ファンまでを引きつけるポイントがいっぱい。観客を夢のひとときへといざなってくれる。

クリステン・スチュワート(左)とブレイク・ライブリー(右)の「美の競演」も見もの
クリステン・スチュワート(左)とブレイク・ライブリー(右)の「美の競演」も見もの

主人公を翻弄するダブル・ヒロインは、「トワイライト」シリーズでブレイクしたのち、全米批評家協会賞ほかで評価される演技派として活躍するクリステン・スチュワートと、現代のファッション・アイコンとして世界中の注目を浴びる「アデライン、100年目の恋」のブレイク・ライブリー。男性も女性も魅了するふたりが、本作のために特別に作られたシャネルのドレスやジュエリーを着用する艶姿が必見。

「ソーシャル・ネットワーク」(左上)「グランド・イリュージョン」(左下)でも活躍
「ソーシャル・ネットワーク」(左上)「グランド・イリュージョン」(左下)でも活躍

目の肥えた映画ファンにとっては、主演を務めるジェシー・アイゼンバーグが大いに気になるところ。「ソーシャル・ネットワーク」ほか、メジャー大作から独立系作品まで駆け抜ける活躍は、高い演技力の証明。アレン監督とは「ローマでアモーレ」に続く2本目のタッグで、時の流れとともに人生の深みを知っていく青年役を熱演している。また、ボビーのおじ役として登場する、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスティーブ・カレルにも注目したい。

見る者をうっとりとさせてくれる作品が、「私たちの見たいアレン監督作」!
見る者をうっとりとさせてくれる作品が、「私たちの見たいアレン監督作」!

夢のような陶酔感が映画好きを引きつけ、見事アカデミー賞脚本賞に輝いた「ミッドナイト・イン・パリ」。ウッディ・アレン監督ファンのなかでも特に高い人気を誇る同作と同じような雰囲気が、この「カフェ・ソサエティ」にも流れている。そして、「マジック・イン・ムーンライト」のような甘い恋模様。アレン監督ファンはもちろん、有名作を知る人にとっても、本作は再び胸踊る作品のはず。


「ラ・ラ・ランド」「プラダを着た悪魔」「はじまりのうた」がお好きなら──
これらの作品で感じた“気持ち”が本作でもきっと味わえる

傑作ラブ・ストーリー、ラブ・コメディにひかれてきた映画ファンにおすすめしたい
傑作ラブ・ストーリー、ラブ・コメディにひかれてきた映画ファンにおすすめしたい

本作には、これまでに映画ファンの注目を集めてきた大ヒット作が持つ、数々の要素が込められている。こんなロマンティックな傑作ラブ・ストーリー/ラブ・コメディにひかれてきたあなたなら、また同じ気持ちが味わえること、間違いなし!

クラブに集うセレブ淑女役のライブリーが身につけるジュエリーは、シャネルの特別製
クラブに集うセレブ淑女役のライブリーが身につけるジュエリーは、シャネルの特別製

夢のような甘い気持ちを思い起こさせるには、やっぱり夢のような舞台を用意するのが一番。「ラ・ラ・ランド」は、ハリウッドで女優を夢見る女性と、自分の店を持つために努力するジャズ・ピアニストの恋が描かれたが、本作の舞台もまたハリウッドの映画界。それも現代ではなく、最も華やかで黄金期と言われた30年代。スクリーンに映るスタジオの様子や、会話中で飛び交う俳優の実名などが、否が応でも雰囲気を盛り上げてくれる。

ゴージャスなドレスやアクセサリーを身につけたスチュワートの艶姿にも目を奪われる
ゴージャスなドレスやアクセサリーを身につけたスチュワートの艶姿にも目を奪われる

アン・ハサウェイ演じる冴えない女子が、ファッション雑誌の編集部に飛び込み、みるみるうちにファッショナブルな女性へと成長していく姿を描いた「プラダを着た悪魔」。登場する有名ブランドのファッションに魅了された観客は多かったはず。本作では見目麗しいダブル・ヒロイン、クリステン・スチュワートとブレイク・ライブリーが、シャネルが特別提供する数々のドレスやファッションアイテムに身を包んで登場。ゴージャスな衣装に目を奪われる。

同じ世界での成功を夢見るふたりが、徐々にひかれ合っていくのは自然なこと……
同じ世界での成功を夢見るふたりが、徐々にひかれ合っていくのは自然なこと……

若者が夢を追いかける姿は、いつ見てもまぶしくてうらやましい。そしてそこで恋が描かれていたら……こんなに気持ちが高ぶる物語はないはず。「はじまりのうた」では、落ちぶれたプロデューサーと才能あふれるシンガーソングライターが、草の根レコーディングでトップを目指すさまが爽やかに描かれたが、本作でも、ハリウッドでの成功を夢見る女性と、野心あふれる(でも世間知らずな)青年との恋がビター・スウィートな雰囲気で描かれる。

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

「カフェ・ソサエティ」の作品トップへ