「男同士の友情の微妙なバランス」セザンヌと過ごした時間 yuyuさんの映画レビュー(感想・評価)
男同士の友情の微妙なバランス
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映画に出てくる画家はだいたい言動についていけないが、このセザンヌもそう。
男同士の友情ってこんな感じなのだろうか。心が通じ合っていると思っていたら、そうではないような、微妙なバランスで成り立っているのかも。
セザンヌは喧嘩したつもりはなくても、ゾラには許せないところに触れてしまったのだろうか。
最後のゾラに合わず帰ってゆくシーンは印象的だった。ゾラは自分のことを評価してくれている、そして会いに来てくれると心の底では思っていたのかもしれない。
色彩がきれい。フランスっぽくもあり、また特に子供の頃のシーンなどイタリアっぽい。独特の美しい色彩。
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