「タイトルなし」ブラインド・マッサージ lilyroseさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
運命の前では
盲人も健常者と同様に迷信的になる
運命は目に見えないものなので
盲人の方が運命の本質をよく知る
見えるものが必ずしも真実ではなく
見えないものにこそ真実がある
映画の中で全盲の女性が言う
「目には種類があるの。光が見える目と、闇が見える目が――」
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健常者と同じものは見えなくても
彼らだけに見えているものがある。
その闇は深いかもしれないけど
心の中の光は見える
彼らの気持ちになって
この世界に入り込んでみる
深いものが見えてきた気がする
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