「「戦争=それが人間」と観てて毎度ガッカリする凄まじい戦闘描写の傑作...」ハクソー・リッジ ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
「戦争=それが人間」と観てて毎度ガッカリする凄まじい戦闘描写の傑作...
「戦争=それが人間」と観てて毎度ガッカリする凄まじい戦闘描写の傑作映画。
以前『オッペンハイマー』の日本公開が決まらない中、「『ハクソー・リッジ』は上映したのに」と思った 今作は当時映画館で2回観た。「敵」として描かれた日本人の自分として 微妙な感情になる事は無くて、ただ大戦中の敵同士の国と兵士が戦うリアルがあると感じた。おそらく監督もそこにはこだわり、だから日本軍の個人個人の描写はあえて描かない様にした。なぜならデズモンドの物語だから。攻める米兵も本土を守る日本兵も どちらも残酷に撮られている。
後に名誉勲章を授与された実在のデズモンド・ドスを主人公にしてアメリカ目線で描いたので仕方がない。
メル・ギブソン達がこの映画で開発した「少量の火薬爆発を粉塵で大きく見せ、ワイヤーで人間を瞬時に持ち上げる」手法が後に今後の映画界に影響を与えたと、聞いた事がある。
中盤の戦闘シーンは今(2024)見ても「戦闘=人間」と今回もガッカリするほど見入る名シーン。
①映画館:2017年6月27日 字幕版
②映画館:2017年7月12日 字幕版
③自宅にて:WOWOW 字幕版
④U-NEXT:日本語吹替版 2024年
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