「主人公が人生に挑むと決めた瞬間、号泣」ハクソー・リッジ ヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が人生に挑むと決めた瞬間、号泣
メルギブソンの映画らしく多分にキリスト教的ではある。が、それとは関係無く主人公がクライマックスにある決断を下す所で号泣してしまった。ロッキー1でロッキーがミッキーに握手を求めに行く所やマッドマックス怒りのデスロードで塩湖横断を止める行動を決断したマックスといった、男が人生に挑むと決意した瞬間がこの映画にもあり、映画館でボロボロと泣いてしまった。
あと「戦闘シーングロいけど、皆んな分かってて観に来てるだろ?」と、メルギブソンから言われているようなゴア描写の連続。凄い…。ただ、この悲惨さが主人公の決断を引き立ててもいると思う。
ラスト、「これ、この一線超えたら絶っ対ヤバイよね?」ってトコの演出がまーうまい。
反戦映画ながら物凄い戦闘描写の連続、凄い映画だった…。
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