「祈る神様がいない私でも」ハクソー・リッジ ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
祈る神様がいない私でも
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私は日本人にありがちな、ふんわり仏教風味な無宗教。祈る神様がいない。
祈るときは神様仏様ご先祖様と祈ってきた。
だから主に語りかけたり、教えにより何かを守り抜くという発想も習慣もなくて、いつも思うけどその手の作品に対して入り込めない面がある。
そしてこの作品は、敵が日本人…
作中の複雑な心境たるやスゴくて、戦闘シーンや生々しい描写の間、ずっと泣きながら謝ってしまった。
その距離感と辛さを差し引いても4点。
味方からの誤解と批判と攻撃に屈さず、人を傷付けず、自分を危険にさらしながらも助け続け、凄惨な戦地を去った後も穏やかな表情で笑う姿、感動なんて言葉では表せないほど感動しました。
祈る神様を持つ人には、きっともっと心打たれる作品なのだと思う。
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