「アメリカ人は英雄が好きだからねぇ」ハクソー・リッジ ふがしさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ人は英雄が好きだからねぇ
日本人としては複雑かなあ
当然だけど日本人兵は敵としてしか表現されていないから。
未だ遺恨の残る沖縄地上戦の話しだしね。
戦争の虚しさは伝わるけど結局英雄賛歌だし。
メル・ギブソンは日本人のことどう思ってるのか、ちょっと聞きたい気になりますね。
当時、天皇は神でしたからね。
日本兵の「絶対諦めない」にも信仰を見たのかも知れませんね。
反応ありがとうございました。
話してるうちに深いテーマを感じることができるものですね。
それは同時に、
メルギブソンは何故沖縄を題材にしたのか?
ってことにも繋がりますね
沖縄が凄まじかったという理由もわかるんですが、ヨーロッパ戦線も十分酷かったわけで・・・
もしかしたら当時の日本の天皇崇拝と対比させたかったから・・・?
余計な勘ぐりをどうもしてしまう・・・
あー
違うんですよ。反戦とか、反日とか言いたいんじゃなくて、『あぁ敵、日本人だよなあ』『あっちも死んでるなあ』ってそっち立場で見ちゃう複雑さ。
チラチラ入り込めなくて…ってことね。
メル・ギブソンは相手が何人でも構わないのは分かるんだけど『日本人好き?』って聞きたくなっちゃう
日本人どうこうの意識よりも宗教に目を向けてるように見えました。
今回のこの映画、別に沖縄でなくても、敵が日本人でなくてもいい、信仰貫く話なので、
反戦だなんだという感想が多いことに些か「?」が浮かびます。
この映画の切腹及び介錯シーンは、人によっては粗末な描き方に見えるでしょうが、下手すると戦争に負けたという意味ではなく、
宗教に負けたと受け取る人もいるかもしれません。それぐらいメル・ギブソンは日本人は眼中に無いかと。