「素直には楽しむことができない映画。切腹のシーンや白旗を挙げる日本軍のシーン。」ハクソー・リッジ ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
素直には楽しむことができない映画。切腹のシーンや白旗を挙げる日本軍のシーン。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「ハクソー・リッジ」(Hacksaw Ridge)を見た。
人を殺してはならないという信念を持って、
衛生兵となった米国人青年の実話がベースとなった映画。
監督はメル・ギブソン。
見に行く数日前に、カミさんが「これ沖縄の話やな」と言った。
「え!そんなわけないやろ。ノルマンディーとかそのへんの話だろう」
と応えた。
見てみると実際に第2次世界大戦の沖縄戦の話だった。
自分は映画は娯楽であり楽しみで見る。
毎年50本以上を劇場で見るのだが、
この映画は素直には楽しめなかった。
米軍の戦闘の相手がわが軍(日本軍)であり、
戦場においての切腹のシーンがあったり、
また日本軍が白旗を挙げて油断した米兵に向けて手榴弾を投げるシーンなど、
このような卑怯なことをわが軍が試みることが実際にあったのだろうかと感じることもあった。
上映時間は139分。少し長さを感じる。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
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