「宗教や信仰というが」ハクソー・リッジ Pocarisさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教や信仰というが
主人公の信念を信仰によるものだと書いている人が多いですが、ちゃんと作品を見たのでしょうか。
信仰が彼の信念を下支えしていることは間違いありません。しかし、「銃を持たない」という決心は信仰から発しているのではありません。
事態は逆で、主人公は人が根源的に持っている罪の意識のようなものに従い、信仰はそれと交錯するものであるということだと思いました。子供の頃の出来事の描写からも、そう言えます。
しかし、なんとも言えない感動に心を揺さぶられる作品です。
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