「戦争映画の新たな傑作!」ハクソー・リッジ k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争映画の新たな傑作!
噂通り戦闘シーンがとにかく凄まじかった。
「俺ならこの戦場で1分ももたない」と思えただけで十分反戦のメッセージになっていると思う。
キリスト教原理主義映画なので、無宗教の僕からするとあそこまで頑なに銃を持たない事に共感はできないが(父親とのエピソードで丁寧に描かれていたけど)、そんな事より信念を押し通し、実行する事で周りを黙らせ、最終的にリスペクトを得る。という結末は心を揺さぶられる。
蛇足①
米兵が日本兵を説明する台詞に「必死だから怖い」と字幕がついていたけど、なんだか原語は違う言葉だった気がする。日本公開向けに表現をマイルドにしてるのでは?と思うとなんだか不快だ。
当時の日本人は米兵を鬼畜と思っていたし、逆もあるはずだ。
蛇足②
とにかく頑固で上官に叱られてもヘラヘラしてる不思議ちゃんが新人で入ってきたら、上司としては困っちゃうだろうな。
「俺のやり方間違ってないよな」って寝る前に悩んだりしたんだろうな。
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