「教訓。」ハクソー・リッジ bashibaさんの映画レビュー(感想・評価)
教訓。
前半、戦地に赴く前のデズモンド・ドス(人を救う衛生兵になる、と決意)の姿は、交戦権を認めていない憲法を国是とする日本国に重なって見えました。日本は何処へ行くのでしょう。そして、後半の戦闘シーンには思わず目を覆いたくなりました。しかし、現実の戦闘はもっと酷たらしいものなのでしょう。目を覆っている場合ではないのです。また、終盤の日本兵の描写にはやや疑問があります。切羽詰まった塹壕の中での「切腹」はないでしょう。ご丁寧に介錯までつけて・・・。メル・ギブソン、勉強不足ですね。
教訓
この地球上に人類がいる限り、戦争はなくならない。なぜなら、人類はそれほど賢くないからだ。しかしながら、戦争を回避する努力を惜しんではならない。死ぬ気で、戦争を回避する努力を続けなくてはならない。
コメントする