「ミクロな視点で家族愛を描く、一風変わったゾンビ映画。」レジデント 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ミクロな視点で家族愛を描く、一風変わったゾンビ映画。
【賛否両論チェック】
賛:ゾンビウィルスが蔓延した世界のリアルな展開が、主人公達のミクロな視点で描かれるのが興味を惹かれる。
否:ゾンビ映画にしては、静かすぎる展開なのが気になるところ。急に驚かせるシーンもあり、苦手な人には向かない。
実際にゾンビウィルスが蔓延したら、こうなるかも知れません。そんなリアルなストーリーが、数組の家族というミクロな視点で描かれていくのが印象的です。
肝心なことを隠ぺいし、事態にフタをすることで終息を図ろうとする政府のやり方に気づき、自力で脱出しようと試みる姿が、勇ましくもどこか虚しさを感じさせる展開になっています。
グロシーンも少しありますが、ゾンビ映画好き以外にもオススメの作品です。
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