「不思議すぎる世界観。没個性に警鐘を鳴らす異色作!!」ダークレイン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議すぎる世界観。没個性に警鐘を鳴らす異色作!!
【賛否両論チェック】
賛:居合わせた人々を襲う異変が謎を呼び、壮大な真実へと繋がっていくのが面白い。同じであることを良しとする価値観への警鐘的意味合いも興味深い。
否:真相はかなり難解で、非常に分かりにくい。世界観も独特なので、好き嫌いは分かれそう。
パニック映画ともコメディともサスペンスともとれるような、すごく不思議な雰囲気の作品です。豪雨の夜にバス・ステーションに偶然居合わせた人々を襲う、摩訶不思議な身体の異変。その真相が明らかになるにつれ、話のスケールは非常に大きいものへと変わっていきます。
その結末は難解でありつつも、没個性的であることが良しとされる世界の価値観に、一石を投じるものでもあるのが印象的です。
かなり独特な雰囲気の物語なので、好き嫌いは分かれそうですが、興味本意でご覧になってみるのもイイかと思います。
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