FOUND ファウンドのレビュー・感想・評価
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よく出来た80s風ホラー
ホラー映画への愛を感じます。
特に、80sホラー。
本当にホラー映画が好きな人が作った感じ。
演技が全体的に下手で、それが逆にB級ホラーっぽい。
わざと?(笑)
ホラー映画愛好家は異常者が多いのか?
少し考えさせられますね(笑)
4か3.5で少し迷ったけど、厳しく3.5にしときます。
ホラー映画として、よく出来てます。
ホラー映画愛好家は観ないと損するレベル(笑)
ギターウルフの映画『ワイルドゼロ』のポスターが貼ってあって、冒頭からテンションぶち上がった(笑)
この映画『ファウンド』自体のポスターはスタークラブを連想させ、
映画の中身を観たら、ギターウルフのポスター(笑)
それが面白かった(笑)
ラストが好きです
ジャケットにあるような肉体ではない兄貴…。まあ、それは置いといて。画面に漂う不穏なムード、話を聞かない両親、とんでもないことをしでかしている兄貴、心のやり場のない弟(兄貴に迎合するかと思いきや、思ったよりマトモだったので救われた)、閉塞感のあるイライラの日常から兄貴を変貌させたビデオ。
ビデオか〜!やっぱりDVDより不安アイテムとして物語に貢献するよね。
Headless。なんか昔観た「Snuff」って映画を思い出したわ。前出の方がグロいけど。
最近こんな映画観ることなかったけど、ラストの弟の独白がすごく良くって、映像とマッチしてたので、心に残った映画となった。
ラストの絵面も強烈なインパクト
B級ホラームービーをベースにした、シリアルキラーの物語。
閉塞的な空間ながら、ホラーなどの趣味と共にそれなりに生きてる少年。
それともう一つの趣味によって段々と彼の身辺がゆっくりと歪んでくるのですが、それをど頭に入れてくるのがすごいです。
そして兄が変貌するきっかけとなったであろう「Headless」。
この劇中劇がとても力入っていて、ゴア表現もやりたい放題なんですね。
本当何でそんなに?と言うくらいの密度で作っています。
そんな監督の趣味全開なB級ホラーな感じだったのですが、途中から少年の自立や社会の根深い差別やいじめ、親子の隔たりなどの問題がどんどん盛り込まれてくるんですよ。
ここら辺の絡め方もじわじわとうまいです。
またBGMですが全体的に線が細く繊細。
作品の怖さを煽ることもなく、少年の薄ら寒い心情が伝わってくるようでした。
段々と先が見えなくなり、そこに差し伸べる光があり、歪んではいるが確かな愛が感じられました。
この邂逅をきっかけに変わり始めるのですが、それと同時に加速度的に狂っていきます。
そして訪れる凶行。ここは音声のみのやり取りなのですが、序盤に「Headless」をじっくり見せつけられているので、何をしているのかぐるぐると頭に浮かんでくるんですよ。
これは本当うまい演出というか、見事な仕込みでした。
ラストの絵面も強烈なインパクトで、振り返るとものすごい熱量の意欲作でした。
本当、色々とすごかったです。
ここからネタバレ?というか小ネタ的な部分です。
◎兄貴の部屋のポスター
そうそうたるカルトムービー(DVDスルーにすらなっていないのでは?)の中、一発で目に留まった「WiLD ZERO」のポスター。
序盤かなり露出しているのですが、日本のカルトホラー作品なんですよね。これは嬉しかった。
主演は日本のガレージロックバンド、ギターウルフです。
この時点でカルトな匂いがプンプンですが、くだらなくて面白いですよ。
◎兄貴の身体
キービジュはパリッとした見事な身体ですが、それとは違い本編ではゆるゆるなのが凄い気になりましたw
たくさん賞とか撮って評価が高まってきたので、配給が気を利かせて格好良いの撮り直したんですかね?
◎劇中劇の「Headless」
このあとスピンオフで実際に作られたようですね。でも国内版DVDも出てなくて、Amazonとかで海外版のDVDが買える(売り切れ状態ですが…)くらいのようです。
トレーラーはyoutubeでも見れて、子どもがいるっぽかったり中々面白そうなので機会があれば観たいです。
※でもレビュー読むと「FOUND」の中のまんまっぽい…。
平和を乱すブラコン物語
兄が殺人鬼であることを知ってしまった弟、というあらすじ。斬新な設定のストーリーが面白い。大量虐殺!血!フィーバー!って感じではなくじわじわ日常が狂っていく感じです。演出自体はそこまでお金がかかっていない感じ…劇中劇のヘッドレストにつぎ込んでるな〜と感じました。めちゃくちゃグロいというわけではないですが中盤からラストまできっちり胸糞が悪い系。それはともかくブラコンお兄ちゃんと弟の絡みが可愛いのでショタコンにはオススメ
アメリカの闇が登場人物にそのまま憑依してしまった感じ?
自分のことを可愛がってくれる兄スティーブが黒人の生首を斬って隠し持っている事実を知った11歳の少年マーティ。ホラー映画が大好きなためか、通報するわけでもなく誰にも相談できぬまま過ごしていた。そんなある日、レンタルビデオ店で「HEADLESS」というホラー映画のビデオの中身が盗まれていることに気づくが、その盗まれたビデオが兄の部屋にあった・・・
ずっと少年マーティ目線による作品であり、ホラー映画の賛否までも問いかけてきそうな内容だった。マニアには垂涎モノのビデオのオンパレード。作品名を見てもさっぱりわからないが、物語の中心になるのは「HEADLESS」。ストーリーもクソもない内容ながらスプラッター描写だけは凄く、兄もこれを模倣したんじゃないかと疑うマーティ。そして、学校のいじめっ子マーカスの生首も発見してしまう。
イジメの構図や黒人差別主義の問題が根底にあり、ホラー好きが実践という一線を越えたシリアルキラーの描写を犯人の弟目線で追ったといえば、的確ではないにしろ、筋が通る。マーティの心の動きも絶妙であり、兄弟の絆を信じながらもやってはいけないことを自覚する様子。彼もまた殺戮者にならなくとも差別主義者の道を歩むかもしれないが、最後の大きな事件によりトラウマとなり歪んだ心を持つことが示唆されている。
廃墟と化した鉄道博物館や麦畑の美しい風景。部屋の中にはマニアックなホラー映画のポスターが貼りつくされていた。黒人牧師の説く和解など無視。「やられたらやりかえす」という暴力の連鎖を肯定してしまう、人間の根底にある愚かさも描かれ、多感な年頃に残酷シーンを見せることの是非も問うている気がしました。
衝撃のラスト…?
予告やレビューブログで『衝撃のラスト』『完璧なラスト』と言われてたので期待しすぎたのかもしれません…。
ま、最後のあのカットは少し驚きましたが言うほどではないかなと。。
登場人物、ほとんどクソ野郎でまともな大人が誰一人いないのがかわいそすぎた。親がまずダメだし、先生もいまいちだし。
一番ダメだろって思ったのは牧師。あの立場なんだからもっと親身に話を聞くべきだし、もっといい言葉をかけてあげられてただろう。というか、かけるべき立場でしょうが。
周りはダメな大人ばっかりで、唯一守ろうとしてくれるのがお兄ちゃん。
お兄ちゃんは昔同じようにいじめられてたりしたのかな。その時も親は話を聞いてくれなかったんでしょうね。この親がいる限り弟は自分と同じように悲しい思いややり切れない気持ち、ダメになっていくから、最後のシーンで大人になれば分かると言ってあの行動を起こしたんでしょう。
あと、それ程グロくはないです。劇中の映画は安っぽい作りなのでちょいグロです。
誰にでもある秘密
主人公は、子供ゆえの好奇心からか、家族がそれぞれ抱えている隠し事を知っている。厳格な父のアダルト誌、母のラブレター、兄の鞄の生首。
家族が殺人鬼だったら?そんなこと考えた事もないが、自分が主人公と同じ年齢だったら、同じ行動をとっていたかもしれない。多感な年齢ゆえ、怖いけれども見てみたいという感情に陥りそうだ。
こんな事を考えさせられるほど、本作はリアリティーに溢れている。登場人物の反応などが妙にリアルなのだ。
ジャンルはスプラッタホラーなのだろうが、本編にそのような描写はほぼ無く、劇中で登場する「HEADLESS」という映画が異様なまでのスプラッタを披露する。その作品が鍵となっているという訳だ。
一種の青春映画でもある本作は、子供目線で描かれているからこそ感じる恐怖感が面白いのだが、ややスローテンポなのが難点か。この手のインディーズ系の映画は80分位が丁度良い。それが観ていて疲れの出る原因なのではないか。正直中盤は集中力を切らしてしまった。画力や表現力は文句なしの完成度。やや演技があれれな役者もいるが、注目されるだけの理由は十分に分かる。この監督は間違いなく心に闇を抱えているに違いない。
美形兄弟
にいちゃんの動機、最初のきっかけ、作中作のグロさを除いた出来、は物足りなく感じた。
一方でにいちゃんのヤンデレ入っているブラコン振りは、美形なだけに薄い本ができてもおかしくない。
そしてあえて見せずにいたのに…あのラスト。何というか意地が悪いというかマニアにはご褒美というか。
そんなに悪い人でもない両親が互いを気にかけているセリフでグッとくるので余計に悲しくなる。
劇中映画が良かった!!
劇中のホラー映画は良かった(但し半魚人の方は全然ヌメヌメしてなかった)ですが、本編は面白くなかったです。結局お兄さんが何をしたかったのかも曖昧だし、あらすじ以上のものはありませんでした。父親が安倍晋三に似ていました。
1本のスナッフフィルム風ビデオと少年
マーティのイジメられぶりから、どんな反撃をするかと思って観てた。
序盤から、兄と父親との不仲も 後の伏線として張られていたので、その辺りの展開は容易に想像できた。
マーティは、兄のスティーブが連続殺人鬼ではないかと疑っていた。
それは、スティーブの部屋に置いてあるボウリングバッグの中に人間の頭部が入っていることを知っていたから。
ゴム手袋を使い、手慣れた様子で中を確認するマーティもなかなかの強者w
マーティが観たかった「HEADLESS」と云うビデオが、1枚の紙片と共にスティーブの部屋から見付かり、確信する。
この「HEADLESS」って言うビデオがなんともねwww 目玉って潰してもあんなんならないしw
フナッフフィルム風の作品なんだけど、あの作品を観て自分の性癖に目覚めたスティーブが最後に暴走するんだけど、可愛がってるはずの弟にあんなことをするとは!やはり歪んでいるな…。
兄スティーブに言われた「やられたらやり返せ!」は、私も思うので 兄の言葉を思い出して イジメっ子にやり返したマーティを、良く頑張ったと誉めてやりたい!
斜め目線から観た、マーティの成長物語という感じですかね。
レビュー
もう少し人物描写があると良かったかなぁ…グロさはまぁ良かった!😝
恐怖にフォーカスして描くより、あまりにも平凡な、普通の中に狂気を描いているため、物足りない方と身近に感じゾワる方に分かれる気がする🌞
んー
私はあんまり好きではないかな
お兄ちゃんの狂いっぷりは良かったけど
映像が凄い安っちい
グロいのは結構慣れてるけど目ん玉くり抜いてる顔って凄い気持ち悪いし夢に出てきそう(笑)
あまり期待しないで見た方がいいと思う作品
グロいってか汚い
イット・フォローズは超えねーだろ!!
ジャケットに書かれてる「イットフォローズ超えた」ってとこに惹かれてレンタルで観ましたが
一切合切超えてねーわ!!ヽ(`Д´)ノ
…という勝手な怒りはさておき、周りの批評ほど悪くは感じない。
『ヘッドレス』のビデオ・シーンがかなりグロテスクを極めている上に、そこに割かれた尺がやたら長い事がネックだった。
兄の犯罪がこの作品に間違いなくインスパイアされてるので仕方ないと思うんだけど眼球はやめて差し上げろw眼球汁は見事にトラウマ。
この映画を観た後に湯葉を食べたんだけどもうね。湯葉のあの白いのが…うぷ。
この作品、要所要所「普段は優しいお兄ちゃん」を魅せてくれるのが粋。
しかも普通にかっこいいもんだからたまらない。
弟とちゃんとルックスもどこか似てるのが良い。
スプラッタ混じりなホラー作品の中で、しっかりと『萌え兄弟』なキャラクターを確立している。
中盤くらいで兄が殺人の理由を弟に語るところで、えっ そんな理由なの?と若干シラけてしまったんだけれど(まだ快楽云々と言ってくれた方が、と)、最後まで観ていくとただのシリアル・キラーだったらこの展開には持っていけないよなと思い直した。
キャラクター達のぶれない一貫性が印象強いイノセントホラーでしたね。
つまらん
ラストが…みたいなこと書いてあったから
最後まで見たけど、
つまらなかった。
スプラッターは殆ど見ないけど、
これはスプラッターにしては全然甘いし
サイコにしても魅力ないし
自主映画って感じ。
it followsと共に…みたいなこと書いてあったけど、
共に学生の自主映画。
おぞましい
もっとも美しいスプラッターと書いてあります。確かにスプラッター… 自分そこそこグロの耐性あるかと思ってましたがコレはちょっときましたね・・(グロ要注意です!)
弟の語りから始まるこの映画。お父さん、お母さん、お兄ちゃんと家族の秘密を覗くのが趣味の子(弟)。お兄ちゃんの秘密が人間の生首を隠してること。初っぱなからセンセーショナルなシーンです。
しかも生首なんか、なまっちょろい事が後から分かります…
この兄弟、仲がいいとか悪いとかは置いといて共通の趣味はホラー映画。劇中で観るホラー映画(スプラッター)のシーンが完全にアウト!←ここで一旦観るのを止めました。
その後再度挑戦しましたが結局おぞましさしかなかった。
まぁ一緒に観た旦那はかなり面白い映画だったと普通に観てたので平気なんでしょうけど、私には結構きました・・
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