トモダチゲーム 劇場版のレビュー・感想・評価
全15件を表示
いろいろな所に目を瞑れば面白い
まずね、いろいろガバガバです。ツッコミどころが多すぎます。
しかし役者は、今や国民的若手俳優の吉沢亮に山田裕貴ですよ。二人ともとにかくいろんな作品に出まくって顔を売りながら演技を磨いてる時期だったんでしょうね。主演の吉沢亮、山田裕貴、内田理央の三人がニチアサのヒーローもの出身というのも面白いです。
いわゆるデスゲームものですが、とにかく設定がガバガバ。フツーのデスゲームものなら、逃げ出せない状況であることを説明するための噛ませ犬として誰かが無茶なことをして犠牲になるもんですが、本作はそんなことはしない。なもんで抜け出したペナルティが借金だけ。そしてゲーム参加者は素直にルールに従ってゲームに参加しようとする。
デスゲームの元祖的作品の『バトルロイヤル』や『ライアーゲーム』や『カイジ』から学ばなかったんかね? 逆に最近の異世界転生モノのように状況を素直に受け入れちゃってる感じ???
彼らはゲームマスターのマナブくんにも突っかからない。出口も探さない。ある面新しいのかも(笑)。
そして平均して高校生の年代より10歳以上年上の俳優陣、大学生役ならいけるけど、さすがに高校生には見えないよ〜。
デスゲームの舞台も、おそらくVRかなんかの特殊な空間ってことなんだろうけど、フツーの教室にフツーの街なかの学校の屋上なもんだから、逃げ出せないという緊迫感が皆無。
とまあ、ツッコミ出したらキリが無いけれど、それでもまだ若干演技が未熟な吉沢亮と山田裕貴の姿が見られるのは貴重ですね。内田理央は今と変わらないかなあ。
で、ツッコミどころはさておき、ストーリー自体はなかなか面白いです。ガバガバなんだけど先が気になる感じで悪くないです。デスゲーム作品初心者ならオススメです。ただ、映画館で見るほどではないなあ。ドラマ版と合わせて配信で気軽に見るのにはちょうどいいかな。
ってなわけで、本作は吉沢亮と山田裕貴がこんな作品出てたんだ〜、というのを楽しむ作品としての価値はあるかと。
まあ、ツッコんだら負け。あるいはツッコミながら楽しむタイプの作品ですね。
当時、映画館で観ちゃった方はご愁傷さまです。
しほちゃん→ユウイチの取り合い
それなりに楽しませてもらった
地味なライアーゲーム
説明台詞だけの内容でしんどい!!
日々量産される配信アニメのような内容で、終始説明台詞ばかりで楽しくないので、屋上から着ぐるみを突き落としたり、女を犠牲にして状況を打開したい衝動にかられます。内田理央は外見でちやほやされますが、表情に乏しく発声も魅力が無く、北原里英の棒演技と同じタイプなので、キャスティングされたら避けたい女優だと思いました。永江監督は「きさらぎ駅」は面白かったですが、発注先が満足する仕事をやるという事に留まっていると感じるので、仕事の難しさを感じます。
ひどい
トモダチかな?
ゲームがメインなのに神様アンケートしない回があったり、マス目進むの...
ゲームがメインなのに神様アンケートしない回があったり、マス目進むの飛ばしたりして途中の部分を省略するのは良くない。
整形だの援交だの言って泣いたり叫んだりよりもゲーム部分しっかり描写しないと思った。尺の都合かつくりが雑な印象。
痛快な終盤。不気味なゲームで身につまされる、信じることの難しさ。
【賛否両論チェック】
賛:巻き込まれたゲームの中で疑心暗鬼となりながらも、驚がくの一手を見せる主人公達の姿が、非常に痛快。若手注目俳優達の競演も魅力。
否:設定にかなり無理があるほか、ゲームのルールも複雑なので、追うのが大変そう。テレビ版の知識もあった方がイイ。
一応冒頭であらすじを説明はしてくれますが、やはり細々とした背景なんかが分かりにくいので、テレビ版の知識はあった方がよさそうです。
雰囲気としては、どことなく「ライアーゲーム」の様相に近い感じでしょうか。突如として、理不尽なゲームに巻き込まれた主人公達。お互いを信じれば乗り切れるはずのゲームが、1人の裏切りから疑心暗鬼に陥り、混沌としていく様が、ともすれば単調になりがちなゲームの描写の中で、絶妙なアクセントになっていきます。
そしてそんなゲーム終盤、追い込まれた主人公がしかける一手は、まさに痛快そのものです。あまり言うとネタバレになってしまいますので、詳しくは是非実際にお確かめ下さい。
お客様は神様
全15件を表示