亜人のレビュー・感想・評価
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これはこれで面白かった
元々原作が大好きで読んでいて、実写化すると聞いた時はがっかりさせられない作品になるのか少し心配でした。
他の漫画の実写化映画を観ても短縮されるストーリーや、好きなキャラのイメージのズレのせいであまり楽しめませんでした。
亜人はその点アクションシーンも迫力がありストーリーも良かったです。俳優さん方が原作のキャラクターへ寄せている熱も感じました。
他の方が書いている通り、やはり原作は超えれませんが映画は映画で面白かったです。
綾野剛演じる佐藤も原作と年齢差がありますが、演技もしっかりしていて安心感があったので、映画の佐藤はこれはこれで良いじゃないか!って思いますね。
原作、アニメ、映画それぞれストーリーが違い、それでも今回も楽しく観れたので、実写版亜人でも続編を作って頂きたいです。
因みに私は2回映画館で鑑賞させて頂きました(笑)
亜人が人類の脅威ならば、亜人の敵は…
今年は月に一本は公開されるほど漫画の実写化続くが、その中でちょいと興味を持ったのが、本作。
原作漫画やアニメを見ている訳でもなく、ただ単に話が面白そうだな、と。
死なない新人類“亜人”。
例え身体を負傷しても、命を絶てばリセット。
その存在が世界中で確認され…。
和製『X-MEN』のような設定。
交通事故で死んだ直後生き返り、自分が“亜人”であると知った研修医の永井。
国家に身柄を保護される…いや、人類の進化の為の研究という大義名分で、非人道的な人体実験を繰り返される。
“亜人”とは言え、苦痛は感じる。
特殊な存在は研究の為のモルモット、自分たちと違うから迫害の対象。
確かに人類の脅威になるかもしれない。しかしそれはあくまで、牙を向けば、だ。
牙を向けさせたのは、国家や普通の人間たちの冷酷な仕打ち。
亜人のテロリスト、佐藤の言い分も分からない訳でもない。
国家は嘘を付き、“普通の人間”ではないからと言って苦しめ続ける。
我々は化け物じゃない。同じ命ある“人間”だ!
激しい憎悪や復讐心を植え付けたのは、むしろ…
しかし、佐藤がやってる事はただの狂気の殺戮。
まるでクリボーを踏み潰すゲームのように無情に人を殺し、それは自分が激しく憎む亜人を人と思わない国家とやってる事は同じ。
そんな佐藤と永井は戦う。
永井も国家が自分にした仕打ちを決して忘れはしない。
なのに…
いちいち言う必要も無い。
“人”としてあるべき行動。
スピーディーな展開、ハードなアクション、ドラマもコンパクトにまとめた本広克行監督の手腕は邦画SFアクションとして上々。
佐藤健を始め体格差のある城田優と川栄李奈らキャストたちの体を張ったアクション。
佐藤役の綾野剛は飄々としていて不敵で、存在感を発揮する。あの“転送”には舌を巻いた。
ユニークなのはスタンド…じゃなくて、亜人の“幽霊”。
この“幽霊”を交えた亜人同士のバトルがなかなか魅せるアクションの画になっており、また永井と“幽霊”のやり取りが笑いをも誘う。
“幽霊”の声をアニメ版の永井の声を担当している宮野真守なのもファンには嬉しい所。
巨匠監督のゲスト出演やSATのアノ人は『踊る』繋がり。
まあでも、難点や粗も結構目立つ。
まず、展開。スピーディーで飽きさせはしないが、ちょいと早過ぎ。
だからと言って話に入っていけないって訳ではないが、永井のバックボーンなどもうちょっと語っても良かったんじゃないかな。ダラダラやるよりかはいいけど。
逃亡した永井を匿ってくれる田舎の老婆は典型的って言うか、如何にも邦画っぽい。
永井は日本中に顔を知られてるのに楽々と妹が入院している病院に現れ、そして楽々と妹を病院から連れ出したり。
一介の研修医に過ぎない永井が何故かクライマックスで佐藤と戦う作戦に長け、“幽霊”についても説明不足。
…などなど。
ドラマ部分も見応えはあるが、アクションやビジュアルに比重を傾け過ぎたか。
トータル的に思ってたより面白かった。続編も作れそう。
出来の悪さに“唖然”とするレビューにならずに済んだ。…なんてね。
やっと洋画のレベルへ
佐藤健男前‼︎
アクションはよく出来ていました。
私が見落としているだけかもしれません。
原作を読んでません。
アニメを数話観た程度で行ってきました。
よくわからなかったところがいくつかありました。
飛行機乗っ取り、操縦って簡単に出来るのか?
気づいたら、ビルにぶつけてた。
亜人は、どうなったら死ぬのかな?
永井の妹はどうなった?
化学兵器ぽいガスがどうして社長室
みたいなところにあるのか?
社長がバランス過ぎる。
佐藤は、どうしてさっさと撒かないのか?
奪い合ってたそのガスは最後はどこに?
佐藤と田中はいままで何してたのだろう?
永井という亜人が見つからなくても、
なんかしてただろうに。
下村泉か戸崎をどうしてあんなに守るのか?
下村泉はどうして実験されないのか?
綾野さんは、よかったのですが、
アニメの真似?何であんな喋り方に
してしまったんでしょう。
というわけで、コミックを読んでみたいと思います。
続編がありそうでしたので、期待したいです。
もう一度見たいかというと、もういいかな
という感じです。出演者は良かったのに、
とにかく、切りすぎて、よくわからなかった
ので消化不良です。
よかったところ
なにも考えないなら、アクションは爽快感が
ありました。
川栄李奈さんがかっこよかったです。
佐藤健さん、綾野剛さんも良かった。
IBMのCGが違和感なかった。
漫画を読んでない人は読んでみたくなります。
ナイス監督!
劇場仕様に「いい所」をコンパクトにわかりやすく構成されていました。キャラクターの個性もしっかり憑依されていて、原作ファンにも、実写を入り口に原作を知る人にも楽しめる内容なのではないでしょうか。
原作と全く同じことをトレースしててもつまらないですし、2時間では収まらないですからね。
原作では高校生の「永井圭」と、推定50歳前後の「佐藤」の年齢に無理くり合わせていくことも出来ただろうが、安っぽくなっていたに違いない。役の方を合わせさせるだけの役者のパフォーマンスがある。
能力の高い役者が全力でアクションを見せるために選んだ題材が「亜人」だった。ともみえるような。テンポも素晴らしかったです。
綾野剛さんのことはあまり知らなかったのですが、予告を観て「佐藤若すぎねぇ?!絶対ムリ!酷評される!」と思いハラハラしていましたが、案ずることなかれ、でした。アニメを観たことがない方は、是非佐藤の特徴的な口調(声:大塚芳忠さん)に注目して観て頂きたい。あの演技に、納得がいく筈です。
MX4Dで観ましたが、序盤で後頭部を硬いものに強打しました。臨場感ありすぎだろう。ポップコーンは一口も食べられず、持ち帰りました。ということで、痛かったので星マイナス1。
衝戟に備えろ!
実写化作品では今年一番
まず脚本がいい。原作の無駄な部分を削って、上手く研究所脱走編と厚生労働省壊滅編とフォージビル襲撃編を繋げ、最初、中盤、最終章と上手いこと差別化ができていたとおもう。
最初の永井圭の逃走の部分をオールカットしたのはとてもよかった。アニメでもそんなに面白くない部分だったし、アクション満載の娯楽映画にしようと思ったら、省かなくてはいけない部分だからだ。
断頭のはなしがカットされていたのがショックだったが、最後の結末を見て納得。あの結末にするためには永井圭に断頭(亜人の死)の概念を教えていては物語が繋がらなくなるからあえて削ったのかと感心。
ただ、佐藤の目的が復讐になってたのはいただけない。あれで佐藤の異常さが減点されてるように感じた。ただ、綾野剛の演技はさすが。期待通りのできだった。
ただ、永井圭のキャラ設定と演技が一個もあってなかった。全然冷徹じゃねぇじゃん。せめて、妹の口から兄の本性を告白するシーンを出してほしかった。
総じて、アクションと脚本、選曲、カメラワーク、演技(綾野剛)がとてもよかった。
最初の研究所脱走編で永井圭と佐藤と政府の対立構造を分かりやすく説明し、原作未読の人には少し不親切なくらい説明を削ってだけど、原作ファンからしたら、あれでよかったように思う。
あとヒカキンはいらない
原作を読んでから見ることをお勧めします。
本広監督らしい人間味の見せ方。田舎の優しいおばあちゃんとか特に。安...
原作は越えず。ただしよく凝縮したものだと思う。
マンガ原作に忠実でない実写化は8割は失敗・見る必要なし、と思っています。ましてや近作は元々原作ファンなので、映画化するときいてどうなるか?と思っていました。予告編を見る限り、アクション・CG共に期待はできる、と思い観ることに。
結果、自分の中で原作は越えないものの、2時間の中に凝縮した割には面白く観ることができました。
ジェットコースタームービーと言うだけあって、展開・アクションとも速い。その分、登場人物の内面の深堀やストーリー展開は少々浅く感じられたかも。
加えて、アクションがすごいという評価はわかりますが、この作品を実写化するならばむしろ必須条件。ゆえにアクション描写のハードルは高かったですがそこは期待の上にも下にも行かず、というのが自分の評価です。
今作が原作に忠実でなくてもそれなりに成立することは証明できたと思いますので、ハリウッドで映画化もありうるかもしれませんね。銃火器が多く登場する点とCGが必須なのを考慮すると、むしろハリウッドの方が向いているかも。「君の名は。」よりは遥かに成功を期待できるでしょう。
んーーーー
腹筋が見事。
異端の生物に対する人類の行動を
赤裸々に描写。
人類の悪意を示されることで亜人への
共感がうっすらでてきます。
厚生省前の戦闘シーンでは、
ライフルアクションでの殺戮の嵐で
ハイテンションに。
分身と共に闘うアクションは、
とてもノリがよくて
魅了されました。
ジョジヨと似てますが
分身をコントロールしている訳ではなく、分身は自分の意志で行動している点が違いますが、分身同士を戦わせるやり方は同じです。相性のいい相棒とやっている感がいいです。
製薬会社での戦闘では、転送された
佐藤の腹筋が見事。
丁寧に撮影された作品で
アクションと映像で魅せる技に
酔えます。
がっかりしました。
佐藤健と川栄が出てたので、それなりのアクションを期待していました。
やはり2人とも身体能力が高いのか、派手で面白いアクションでしたね。
亜人は確かにスタンド?がいるので、半分以上はその戦闘になるとは思っていましたが、思ったより少なかったです。完全CGの戦闘を見せる技術は日本にはないと思うのでそこは正解だと思います。
アクションは素晴らしい映画でした。
しかし、それのみ…
アニメを知っているからか、キャストの年齢、ストーリーに違和感を感じました。
結論、正直綺麗に作ったアニメの方が面白いと思います。
川栄李奈カッコイイ
オープニングで Katsuyuki Motohiro Film と出た時点で期待値下げて観たからか、結構面白かったよ。
最初の入りがもたもたしてんのね。ちょっとグロいシーンもあったから、開始五分ぐらいで三人映画館から出てったなあ。
カットの割り方とかあんまりうまくないのか、作品に入り込むまで結構苦労すんの。
入り込めたらあとは面白いよ。バンバンバン、バンバンバン、バンバンバン、はいお終いって映画だから。
川栄李奈カッコよかった。アクションは全部スタントだろうけど、表情とセリフ回しが。
浜辺美波が観たかったんだよね。あんまり出番なくて残念。
山田裕貴も、もうちょっと観たかったな。
端役まで力ある役者さん使ってるから、演出はちょっと難があっても、役者さんが何とかしちゃうよ。
とてもよかった
使い道
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