「佐藤」亜人 ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤
亜人はアニメで観たことがあります。
よくある不死の存在は、そもそも死ななかったり不死以外にも特別な力を持っていたり。
その存在はあまり知られていない事が多いと思います。
亜人の世界観の面白いところは、珍しい存在ながらも世の中に浸透していて生身の肉体は普通の人と変わらず疲れもするし痛みもある。
そして実際に一度絶命するという所が他とは少し違うかなと思います。
死ぬことを前提とした戦略やアクション、黒い幽霊の描写がかっこよかったです。
佐藤は殺しを楽しんでいるので、そこはいただけないけど、でも20年間も絶えず殺され続けるなんて、そりゃあんな風になっても責められないかなって思います。
どちらかといえば、あんな非人道な実験をしている政府が悪い。
無関係な人が巻き添え食うのはダメですが、わずかでもあの実験を知っていて携わっていたなら佐藤に殺されても文句は言えないじゃないかなと思いました。
佐藤は年齢が高いキャラクターだったので綾野剛くんが演じると知って年齢あってないけどどうなんだろうと不安もあったんですが渋みもあって素敵な佐藤でした。
ヒカキンさんはどちらかといえば好きな方なんですが時代の流れなんでしょうけど私にはちょっと取って付けた様な感じがあって、うーんという感じでした。
ヒカキンさんは子供に人気ということだけどこの人体実験は子供にみせるのはどうかなという所。
ヒカキンさんのファンは嬉しいのかな?
川栄ちゃんはめちゃイケのイメージしかないのですが頑張ってますね。
「クロちゃん」ってIBMを呼び出す姿が可愛いなと思ってしまいました。
永井のIBMの声を宮野くんがやっていたのはアニメから入った私としては嬉しかったです。
永井の妹を演じていたのは『君の膵臓を食べたい』の浜辺美波ちゃんでしたね。
同じく病人役だったのでダブりましたが性格は桜良とはまた違い、か弱さが残る兄想いな妹をでこれまた可愛いらしい。
原作とは少し違ったストーリーでしたがスピード感あるアクションと物語の展開を堪能できました。
続編があるなら観てみたいです。
最後、復活して綺麗な肉体美を魅せてくれたと思ったら全裸で滑空する佐藤健くんに笑ってしまったのは内緒です(笑)