「ナイス監督!」亜人 こよみさんの映画レビュー(感想・評価)
ナイス監督!
劇場仕様に「いい所」をコンパクトにわかりやすく構成されていました。キャラクターの個性もしっかり憑依されていて、原作ファンにも、実写を入り口に原作を知る人にも楽しめる内容なのではないでしょうか。
原作と全く同じことをトレースしててもつまらないですし、2時間では収まらないですからね。
原作では高校生の「永井圭」と、推定50歳前後の「佐藤」の年齢に無理くり合わせていくことも出来ただろうが、安っぽくなっていたに違いない。役の方を合わせさせるだけの役者のパフォーマンスがある。
能力の高い役者が全力でアクションを見せるために選んだ題材が「亜人」だった。ともみえるような。テンポも素晴らしかったです。
綾野剛さんのことはあまり知らなかったのですが、予告を観て「佐藤若すぎねぇ?!絶対ムリ!酷評される!」と思いハラハラしていましたが、案ずることなかれ、でした。アニメを観たことがない方は、是非佐藤の特徴的な口調(声:大塚芳忠さん)に注目して観て頂きたい。あの演技に、納得がいく筈です。
MX4Dで観ましたが、序盤で後頭部を硬いものに強打しました。臨場感ありすぎだろう。ポップコーンは一口も食べられず、持ち帰りました。ということで、痛かったので星マイナス1。
衝戟に備えろ!
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