「雰囲気モノ」逆光の頃 kkmxさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気モノ
夏の京都を美しく撮る、といった意気込みが伝わってくる映画で、確かに映像はため息が出るほど美しいです。
ストーリーはあってないようなもので、京都の高校生の夏休みをサラっと描いています。
ノスタルジックでちょっとセンチメンタルな雰囲気で、映像もばっちりであるため、ハマる人にはハマる作品だと思います。
しかし、濃ゆくて考えさせられる映画を好み、京都に無関心な自分にとってはねじれの位置にあるような映画で、ピンと来ませんでした。とはいえ、葵つかさが可愛らしいとか、夜の学校のくだりとか、部分部分では魅力を感じました。尺も短くて、こういう雰囲気映画にはピッタリな長さに思えました。
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