5時から7時の恋人カンケイのレビュー・感想・評価
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あんなに可愛い指輪、、、
タイトルからくるイメージよりも、全然素敵な映画でした。
なんだろ?ヒロインがサバサバしているからか、隠し立てしないからなのか??
5時から7時の不倫タイムが、なぜかチャーミングに映る…
自分の友人がかつて、不倫をしていた時は止めましたが、まあ、止められれば止められるほど燃え上がるものなのでしょう。
友達としての無力さを感じました。。。
が、これはあくまでも映画であって、魅力ある女性と、素敵な…男性が出会ってしまうとこうなるのは納得というか…。
ただ、あ〜んな素敵な指輪貰ってしまうとね…。もし自分が旦那さんの立場で、妻がずっと前に別れた彼氏から貰った指輪をずっとしてたら、やはりイヤだな〜って、思いますけどね。
作中の旦那さんは全く動じないんでしょうが。
あんな可愛い指輪、自分でも中々見つけられないよ。
一生懸命選んでくれたんだって分かるし。
全体的にオシャレな雰囲気が流れてて…切ないお話…って事で、良かったのかなぁ。。。。。
時間限定の不倫関係は、ボクにとっては本気の恋
フランスでは5時から7時までの間、不倫もOKな時間帯があるらしい。
…というのは本当かどうか定かではないが、そんなルールを題材にしたラブストーリー。
25歳の作家志望のアメリカ人青年。
ある日、NYの街中の片隅の喫煙所で、魅力的なパリジェンヌと出会う。
一目惚れするが、相手は8歳年上で夫や子供もいる身。
そんな彼女から、時間限定の関係を提案される。
相手は確かに魅力的。出会いの場の煙草を吸う姿も画になる。
日本人女性はともかく、アメリカ人女性にも無い、これがパリジェンヌと言った所か。
相手の旦那にでも知られたら問題…と思ったら、旦那も愛人あり。
しかも、旦那や愛人にも紹介され、皆での会食。
子供たちとも遊ぶ。
この自由奔放な恋愛観、日本人には見当も付かない。
日本人だったら、自分と意中の人妻と相手の旦那と愛人と。
一堂に会したら、修羅場!
とは言え、そんな恋愛関係が順風満帆とはいかない。
紹介された両親はそんな関係に疑問。
気軽な関係だったが、こちらの想いは真剣で、それ故一線を超えてしまい…。
良好関係だった相手の旦那や当人ともぎこちなく、微妙な関係に…。
洒落た大人のラブコメから、ちょっぴり切ないラブストーリーに。
そんな訳あり恋愛を経験して、痛々しく大人の恋を知る。
ベレニス・マーロウの美貌と色気の虜になること間違いナシ。
アントン・イェルチンの青年~大人の狭間の純朴さもハマり役。改めて、早逝が惜しまれる。
…
今日知ってふと観出して、素敵な映画だった…と
みなさんのレビューに目を通していたら、
主演の彼が他界していると知り、とても残念な気持ちになりました。
27歳で他界…それも2016年の話。
5年も経過して、それでも彼のことを知った私のような人がきっとどこかにも居る。
そう思うと、作品に残っていることの有り難みが本当によくわかる。
なんだか不思議な、余韻を感じる映画でした。
アンニュイな雰囲気に仕上げた中身の無い映画
もっと軽いラブコメかと思ったら、まるで大人向けのライトノベルみたいな、ありえない感じのラブストーリーだった。
作家志望の青年が、アンニュイな雰囲気のフランス女性に一目惚れして、不倫関係に陥ると言う話だが、二人の関係を彼女の夫も歓迎し、さらに子ども達とも交流するという奇妙な間柄が続く。
ちょっと前に、フランス人は結婚生活を持続させるために、不倫が必要みたいなこと言ってる映画を見たばかりだったので(『マダムのおかしな晩餐会』)それを実践してるみたいな映画だが、これはアメリカ映画だし、アメリカから見た勝手なフランス人のイメージを描いてる感は否めない。
二人の関係にそれほど強い愛を感じないし、ラストのあの指輪のくだりはもはや蛇足でしかないよね…失恋から生まれた作品が本になったのを知るのが書店の店頭とか、不自然すぎて何この演出って思ったし…
オシャレそうに見せて結局何も無い映画で、すぐに忘れてしまいそうですが、主演のアントン・イェルチンがこの後自動車事故で亡くなっていることが残念です。
フランス女最高
主人公が恋する人妻アリエルの魅力的なこと、魅力的なこと。。
シンプルだけど洗練されたファッション、やり過ぎないメーク、ナチュラルだけどアレンジされた髪型。
話す事もちょっとぶっ飛んでいるけど実はピュアで自分をしっかりもっている。
私の友人のフランス女もまさにこんな感じ。女の私でも惚れそうになりました。
物語の内容はシンプルだけど登場人物の会話がウイットに富んでいてなおかつニューヨークの街並みが素敵であっという間の90分でした。
「突然炎のごとく」が如く!?
相手役の女優さんに魅力を感じられなくて体型が胴長短足?気のせいか?
G・クローズやE・ストルツがチョイ役で何とも豪華な脇役陣だが物語は地味。
コメディ要素で進んでいると思いきやラスト付近から悲恋タップリに悲しげな音楽が流れエンディングロールまでそんな感じで余韻タップリな映画を観ていたつもりも無く拍子抜け!?
頭のおかしい夫婦に翻弄され努力している描写もホドホドに小説家として成功しディオールの指輪ってな新妻に失礼でしょう。
自分がズレているのか本作がズレているのかA・イェルチンよ安らかに。
グッゲンハイムでの再会
「何気なく彼女に近づくとタバコの臭いがした、フランス産かスペイン産のものだ」。
う~ん。いい映画は、いのちの泉。
ナイーブなジェントルには特にしみる感じ。
"作家もの"の映画はモノローグがストーリーを進めていく大好きなカテゴリー。
製作費はぜんぜんかかってないでしょ、これ。ホテルの廊下の花なんて、日をおいても同じじゃない?
でも徹底的に二人の男と女に物語はフォーカスしているから、越え得ないルールの前に燃え上がる彼らの世界に僕の目も奪われて、他のことはどうでもよくなるんだ。
ラブシーンだけはもうちょい何とかならなかったのかと思うけど。
ラストに登場するグッゲンハイム美術館は僕のお気に入りの場所。メトロポリタンの斜め向かいです。
別れた相手との思わぬ再会は文学を生むね。
寺尾聰の「ルビーの指輪」、
竹内まりやの「駅」のレインコート、
安室奈美恵「Baby don't cry」の青いTシャツ・・・
だから僕も、去って行ったアリエルを想い、明日から
Diorの前できっと足が止まるんだろう。
思い出のNYに、今日からはアリエルの姿が重なる。あの街にアリエルはさらに美しい彩と切なさを与えてくれた。
・・・・・・・・
それにしてもこの邦題はいただけないよね。下品なタイトルでずっとTSUTAYAの棚の前を素通りしてました。
" 5 to 7 "
のロゴ=こんなに洗練されてるじゃないですか=をエンドタイトルに見てやっと心落ち。
フランス女に憧れる
大好きな作品。
禁断の愛ほど純粋なものはないと思う。
特に大人になってからの恋愛は、もっともっとピュアな感じがする。それがステキな脚本と演出で表現されていて、感情移入せずにはいられない。音楽も美しく切ない。
節度を持つって、愛に節度もくそもないっしょ、と思うけど、変えられない現状は仕方がない。
この不毛で複雑な感じが、純愛を引き立たせる。
単純じゃないんだよなー。はい。って感じで。笑
奇妙なカンケイ
ニューヨークの街角から始まる青年と人妻の恋の物語。
奇妙なカンケイはそのまま続くわけもないのですが、ニューヨークの街の雰囲気がひとときのおとぎ話を包み込んで、いい感じでした。
昨年急逝したアントン・イェルチン主演。
美人人妻に翻弄される青年を軽やかに繊細に演じてとても良かったです。
彼の年齢に応じた演技をずっと見ていきたかった、ラストシーンが染み入りました。
魅力あふれる女性には、要注意。
複雑な心境…。
出会う時期を間違えてしまった運命の相手。
彼女のことはとても大好きなのに、既婚者という不運…。
それでも、自分の気持ちに抗うことは出来ずに、彼女との不倫関係がスタートしてしまいます。
「5時から7時」という言葉は、フランスでは不倫関係を指す意味だそうです。
この2時間のルールを守りながらも、彼女に猛烈アタックする彼は若いです(笑)
妻の不倫を認めている夫の姿に驚かされるとともに、フランス人はみんな恋愛に寛容なのかと、疑問を抱きました。
これがオッケーなら、結婚や夫婦の存在意義が分からなくなりそう…。
やっぱりアントンイェルチン良いなぁ
アメリカ人とフランス人との文化の違い、そしてユダヤ人。
ニューヨークがピッタリ。
乾杯するときは相手の目を見て。さもないと7年間不運か最悪のセックス。
グレンクロースとエリックストルツがチョイ役で登場。
惨めな時ほど執筆するべきだ!
あなたのハートを優しく抱きしめる
i will hold your heart tenderly than my own
セントラルパークのベンチに注目
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