「量産型のサスペンス物とは一線をはくす」パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
量産型のサスペンス物とは一線をはくす
個人評価:3.9
サイコの人物を描くストーカーものは多数あるが、本作はそれとは一線をはくす。
友達というキーワードと共に物語が進み、お互いの溶け合うコトの無い感情が交差する。
素直な気持ちでロバート側に立って物語を見つめると、彼の純粋であるが狂気な思いが悲しく映し出され、この物語に深みをだす。
主人公であるサンディの手グセと本質もロバートと交互に描かれ、ラストシーンへと綺麗に運ばれる。
サスペンス物としては良作と感じる。
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