ゴースト・イン・ザ・シェルのレビュー・感想・評価
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圧倒的な映像美
台風が来ていて、やることがなかったのでレンタルでの鑑賞。 スカーレットヨハンソンはやっぱり綺麗。 いつか将来こんな時代がきっと来るんやろうなって考えさせられた。 内容は可もなく不可もなくって感じだったので、この点数で。
アニメファンとして悪くない作品だと思いました
Playstation videoで見ましたが画質は十分良かったです。事前にレビューを見て吹替版の方が良いとの意見が多かったので吹き替え版を選び正解でした。アニメと同じ声ならオマージュ作品として楽しむ事が出来ます。やはり草薙素子は田中敦子の声じゃないとダメですね。特にトグサは役者に無理があるので山寺宏一の声じゃないと誰だかわからないと思います。 上海資本で作られた結果、舞台は上海に変えられていて日本的要素はおまけレベルになっていますが原作に対するリスペクトは十分でファンを裏切る様な設定改変が行われていない点は評価出来ると思います。これだけの資金をかけて実写化してくれただけで私個人としては感謝です。スカーレット・ヨハンソンはやや太めという問題はあるもののアクションの切れは良く意外と合っている人選だと思いました。
ハリボテ映画
過去のこの手のSF映画シーンのつぎはぎで、哲学や想像力がない。 未来都市は、中華街の油臭さと無秩序と看板の派手さに似て笑ってしまう。 巨大中国マーケットで利益を出すために、ハリウッドと投資家の戦略で、これからも供給過剰に作り続けられる商品なのかな。 いずれ、どーでもいい映画。
MADE IN JAPANのトンデモ日本
アニメ版をかなり昔に観て、内容はほぼ覚えていない状態で鑑賞。 「キル・ビル」や「リザとキツネと恋する死者たち」に出てくるような外国人が想像で作った日本=(トンデモ日本)が舞台になる映画はもともと大好物。 原作では”(日本人が考えた)空想上の未来のアジアのどこか”みたいな設定だったような気がするけど、ハリウッド実写版となるとさらに”トンデモ日本”のエッセンスが加わった感じがする。 細かいところにも手を抜かずに世界観を作り上げていて、安っぽさを感じない。さすがハリウッド。 日本人キャストで北野武と桃井かおりが出ていたけど、武さんは日本語、桃井さんは英語を話すっていうのがカオス感があって雰囲気出てた。 全体的にテンポ良くまとまってる感はあるけど、心に残る大切な部分もあっさり流されてる感じがする…VFXもロボットの動きはかなり残念。 個人的には割と好きなので、星4つ★★★★ これだけのものができるのであれば、「ブレード・ランナー」のリメイクにも勝手に期待しちゃうな…
ゲームの途中に流れる映像
ゴーストインザシェルの原作等については一切見たことがありません。 が、この映画は誰が観ても理解できることができます(面白いと思えるかどうかは別だと思いますが)。 映像は綺麗で作品に登場する街などはブレードランナーに似ていてお洒落ですが、なんだか何もかもがあまりに非現実的で感情移入などができなく、なぜか主人公のスカーレットヨハンソンの顔まで時々CGに見えることがあります。 終盤も感動的になるような演出をしていますが、救おうとしている男は完全なるロボットですし(時々声がバグるロボット)なんだかゲームをしていて途中で流れる映像を一時間以上観ているような気分です。 この作品を観て他の材料、昔のアニメなどを観る気分になりたかったのですが、その気にはなりませんでした。この映画で十分です。
最悪だ
ビートたけしの滑舌の悪さ+演技の無さで全てがしらけてしまう。スカーレットも少佐には程遠いしバトーはコスプレにしか見えない。トグサは…マジか⁈どのキャラもこんなこと言わないだろ?ってセリフが多くてレギュラーの声優陣はよく我慢してこのアテレコしたなぁ、て思いました。アクションはフラッシュやカメラワークで誤魔化しているのでマトリックスほどの格好良さも無いし、百戦錬磨、問答無用の少佐のカリスマ性も全く感じなかった。簡単に捕まってしまったりするし裏をかいた戦術などのトリック的な面白さも皆無。こんなの作るならまた押井さんか神山さんに新たなものを作ってもらいたかったな。そう言えば神山さんが何かやるんだっけ?楽しみ。
日本の違和感
原作は未見、かつストーリーも全く知らずで鑑賞。 人が思い描く未来像はなんでこうも同じなんだろう 高層ビルが乱立して近未来的なのに、どこか退廃的な匂いの感じる街づくり 企業広告は3Dというかホログラム調で、絶えずアナウンスが流れてる 人間の脳ってこう想像するようデザインされてるんじゃないかと思うレベル ストーリーはと言うとありがちな悲運系ではあるものの納得感があった 映像も非常に綺麗で実写とCGの境界を一層狭めた感がある しかし、やはり海外が描く日本に納得できない…芸者のうような和のテイスト 原作へのリスペクトなんだろうがハリウッドキャストが演じる以上日本の要素は排斥すべきと感じた そして何よりの違和感が言語 北野武の日本語と普通に英語で会話をしているその他キャスト陣 かと思えば同じ日本人キャストの桃井かおりは微妙な英語を話す 言語は統一して頂きたい…
日本語吹き替え版で
日本語吹き替え版で、こつて観ました。そうそうこの声だと、押入監督のんを思い出しながら。素子が少しモッサリ見えたけど、まぁ昔の記憶なので。実写と言っていいかわからんけど、人間ベースでよく映像化したなーと、フツーに感動しました。
タイトル詐欺(ドラゴンボールパチモン並)
ドラゴンボールに引き続き原作の無駄遣い。 最も押さえなければならない重要な部分が理解できておらず、 捻じ曲げられてるのは大変遺憾であり、物凄くつまらなくなります。 プロジェクト2571はサイボーグ計画ではないし 少佐は子供の頃から擬体使いとして日本で暮らした人生が あるからこそ深みがあるのだよ。 あと全ての内容がチープ過ぎて役者と声優が可哀想。 この駄作加減は多分スポンサー中華だね。
降格機動隊
『マトリックス』のモデルでもある士郎正宗原作×押井守監督の傑作ジャパニメーションを、ハリウッドが満を持して映画化。 こちらも企画が上がってからどれほどの歳月が流れただろうか。 メチャクチャ『攻殻機動隊』に詳しいって訳ではないが、押井版は何度も見ていて、本当に今も色褪せない傑作だと思っている。 あの世界観、ビジュアル、クールさ、哲学的とも言える深遠なテーマ…ハリウッドでさえ憧れて実写化したがるのも分かる。 さて、その感想は… “柔殻機動隊”とでも言うべきか、押井版よりソフトで分かり易い印象。 よりエンタメSFアクション色が強く、『攻殻機動隊』を知らなくても全然大丈夫な初心者入門編。 ビジュアルや再現度はなかなか。 特に誕生のOPシーン、光学迷彩を着て体が透明になりながらの高層ビルからのダイブ、水上アクションなど結構感激モノ。 清掃車、少佐の海中ダイビング、クライマックスの多脚戦車とのバトルもちゃんとあり、エンディングで川井憲次によるあの音楽が流れたのも嬉しかった。 良かったのはここまでで、後は不満点を…。 敵が“人形つかい”から“クゼ”に変わった事を除けば、ストーリーは概ね踏襲。 そこに新たな要素として、少佐の過去と苦悩。 よりドラマを深めるには無難な要素だが、ちとありふれ過ぎて安直だった。 さらに少佐の過去には義体開発企業の陰謀が…って、まんま『バイオハザード』じゃん。 時折感情に揺れる少佐は自分の中にある“人間”を表しているが、やはり少佐は近寄り難いくらい徹底したハードボイルド・ヒロインであって欲しかった。 義体と人間の境界線、心は?魂は?…など押井版と同じテーマは投げかけているものの、残念ながら深遠さは感じられない。 押井版は確かに難解であっても、その難解さが魅力の一つだった。 ルパート・サンダースの演出は再現やオマージュは良くても、ストーリーやテーマの深み、面白味、怖さ、不気味さに欠けた。 そもそも、何故この監督が抜擢されたのか今も疑問。『スノーホワイト』はそれほどスゲー斬新なビジュアルとも思わなかったし、通じるものも違うし…。 さて、話題の中心であるキャスティング。 スカヨハの“少佐”。 何で白人が…という野暮な事は言うまい。見てればラスト、ちゃんと説明も付く。 だからスカヨハのキャスティングに異論は無い。現在ハリウッド屈指のアクション女優でもある彼女のアクションはさすがに魅せるものがある。 ただ…、はっきり言ってしまおう。 今作でのスカヨハ、デブってないかい!? 光学迷彩スーツを着てない時はいつもながらのスタイルなのだが、スーツを着ると…。 お陰で本作でのスカヨハにセクシーさを感じられず。 映画の話には一切関係ないかもしれないけど、作品の魅力としては非常に大事な事! バトー役のピルー・アスベックは悪くない。アレ、目が…と思ったけど、ちゃんと。 トグサは全く印象残らず! そしてそして、荒巻役のビートたけし。 一人だけ日本語、日本語なのに字幕が欲しい喋り、荒巻でありながら『アウトレイジ』ばりに銃をブッ放すなどあちこちで色々言われているが、まあこの人がまたハリウッド映画に出ただけでも…。 最初は再現やオマージュに楽しんだが、後半はストーリーが失速して残念。 やはり『攻殻機動隊』の実写化は影響受けた『マトリックス』一本で充分だったかなぁ…。 見る前に感じた恐れ、不安、孤独、闇…。 そこに希望は浮かび上がらなかった。 尚、本作は吹替鑑賞がオススメ。 吹替の方こそ、最大のオマージュが捧げられている。 (強いて言えば、あの清掃局員二人の声に、千葉繁と山路サンを配して欲しかった~)
やっぱむりがある
ビートたけしの荒巻に爆笑⤴️ スカヨハのずんぐりむっくりな少佐に爆笑⤴️ バトーの「えっ?そこからその目?」に⤵️ なんか全身義体を勘違いしている感が…‥ 全体的にアニメ版をなぞっている割りに設定が仮面ライダーみたいになってるし? やっぱ欧米人って、少佐が義体化した理由付けがいるのかなぁ? 自分の存在とゴースト、ネットで数値化される意識ってテーマと人工知能って話だけじゃ映画として弱いと思ったのだろうか?
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