劇場公開日 2017年4月7日

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「評価は別れるでしょうね。」ゴースト・イン・ザ・シェル OnOnさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0評価は別れるでしょうね。

2017年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

1995年に公開された最初のアニメ版を映画館で観て何と難解なストーリーかと思ったのを覚えています。その後、DVDを購入して(確か10000円ぐらいだったか)何回、観ても???。ちなみに原作もその後の映画も観ていないので私はにとっての攻殻機動隊は1995年の映画が基本。(引越しで1000枚近くのDVDは処理しましたがこれとイノセンスは持ってきました。)
この難解なストーリーをどのように実写化するのか興味がありました。初日に観劇。気づいたことは、

① ストーリーは1995年版(以後、初版とします)よりも分かりやすく
修正されている。
② 可能な限り、初版に忠実に再現されている。(最後の戦車と少佐と
の戦いは初版と重なり、アニメーションを見ているようでした。
再現性は銃のような小物だけではなくトクサのような登場人物もア
ニメと似た人物を採用している。9課長のたけしは似ているかどう
かは?
③ ストーリーの重要な部分に変更が加えられていることから初版とは
別物では。(もしかするとオリジナルのストーリーはこの実写版か
なと思 いました。ただ、初めて観る方々には実写版の方が理解しや
すいはず)

批評は真っ二つに分かれているようですが自分自身としては楽しめた2時間でした。攻殻機動隊の少佐が何故、9課にいるのか、どこから来たのか等々、20年以上疑問であった点の理解の鍵があったという点において面白かった。今度、この点を確認するために原作を読んでみようと思いますう。

OnOn