「女相撲映画なのに女相撲が脇に置かれている」菊とギロチン 死亡遊戯さんの映画レビュー(感想・評価)
女相撲映画なのに女相撲が脇に置かれている
とにかく女相撲を売りにしている割には女相撲がないがしろになっている!
女相撲を利用した政治劇なのだろうが、その割には当時の政治、世相もいまいち入って来ない。
登場人物多い割にバラバラ感しかなく群像劇にもなりきれてない。
その状態でラストに以降の説明されてもなんの足しにもならん。
脚本、演出、役者とダメな所だらけだ。
比較的ピンク映画出身監督の一般作は観るようにしてるけど、瀬々監督作品は昨年の「明日の食卓」もこれまで同様納得出来る内容ではなく、登場する主婦の境遇ほぼ同じ、繋がりも無い。
「護られなかった者たちへ」は良作だったしピンク時代は獅子プロ在籍だから期待はしているが、原作の無いほぼオリジナル脚本はやはりキツい…
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