「タイトルは、名画があるだけに」素晴らしきかな、人生 A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルは、名画があるだけに
クリックして本文を読む
よろしくない。中身もキャプラほど心を揺さぶらない。コラテラル ビューティのままか、オリジナルの訳にしておいて欲しかった。
最もダメなのは、人生を見失ってうつ状態の主人公が、会社存続のための最終のサインをする時になって、3人の悩みを全て知っていて最善の決断をする場面。あそこだけ主人公が冴え渡っていて全く共感できない。この手の映画は、観客が主人公を自分に置き換えて、どう解決していって安らぎを得るのか、体験するようにカタルシスを得るものでは? 少なくとも自分は、ストーリー概要を読んで、そういうつもりになっていた。ストーリーとして3人の友人の方が助けられるというどんでん返しを見せたかったのか、死にそうな主人公が突如、スーパーマネジメントを発揮してはついていけない。でもって、"子供を亡くした親の会"の他人のような女性が、これまた、実は元妻でしたってどんでん返しを見せられては…。
ヘレン・ミレンに免じて "コラテラル スター" を1つ付与してあげます。
コメントする