劇場公開日 2017年2月25日

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素晴らしきかな、人生のレビュー・感想・評価

全190件中、1~20件目を表示

4.0脚本の巧さと役者たちの名演に拍手

2017年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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牛津厚信

3.0元作へのオマージュとしても正鵠を射ていたと思う

2024年10月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
「生きて、君の舞台が見たい。」
「あの舞台は、もう死んだわ。
でも、死んでいないかも。
何事も、見方ひとつだもの。」

最愛の娘だっただけに、亡くしてしまったショックは(当たり前のことながら)小さくはなかったのでしょう。
ハワードにとっても、その妻マデリンにとっても。

一方、家族を遺してこの世を去らなければならないことが間違いのないことと分かってしまったサイモンにとっても、その不幸の「荷の重さ」は、並大抵のものではなかったことでしょう。

「不憫」(原文ママ)という一時(いっとき)の気の迷い(?)から妻を傷つけてしまい、それ故に愛娘と引き離されて暮らさなければならない悲哀を味わっているホイットにしても。

そして、会社のためには、家庭を持ち、子供を産むことを諦めざるを得なかったクレアにしてみても。
(そんな境遇にあっただけに、愛娘を亡くしたハワードの悲しみが、クレアには身に染みていた?)

考えてみれば、この世の中、「不幸」ということは、誰にでもありそうです。

評論子に例えれば、通勤のために毎朝のようにバスに乗ることがもう4年近くにもなれば、名前も人となりも知らないけれども、そして言葉こそ交わさなくても「顔見知り」になるような人の一人や二人は出てくるものですけれども。

そして、彼や彼女だって、何かの「不幸」や「悩み事」を抱えながら、それでも頑張って毎朝の通勤バスに乗っているのかも知れないー。

「自分だけではない」「誰にでも不幸はある(ありうる)」…そのことに気づくことができることが窮地から脱却するための術(すべ)であるということが、作中にブリジットの、いわば「決めぜりふ」として何度か登場するキーワードの本当に意味するところということなのではないかと思います。評論子は。

実際、あの三人組の俳優の「立ち位置」とでもいうのか、本当は何者だったのかは本作の明確には描くところではなかったようにも思いますけれども。

いずれにしても、何かと不都合の多いこの世の中をより良く生き抜くためには、自分の心の中に、意識してあの三人組の俳優を住まわせておくということは、ヒントのひとつにもなるのではないかとも思います。

本作は、その題名(邦題)からして、別作品『素晴らしき哉、人生!』(1946年)へのオマージュが込められた作品と、評論子は受け止めましたけれども。
(元作の単なるリメイクではないことは確か。あえて言えば、元作を現代的に改造した…いわばリミックス作品とでも形容すべきか?)

その位置づけはさておき、アメリカ社会での人と人と人との共助ということを(寛容の季節・クリスマスという要素を絡めつつ)元作とはまったく違った切り口からながら、本作も鮮やかに描いている点では、そのオマージュは、成功している(正鵠を射ていた)のではないかとも思います。

それらを受け止めてみると、本作も、なかなかの佳作であったように思います。
評論子は。

(追記)
本作は、評論子が毎月参加しているデスカフェで、メンバーの一人から話題提供があり、映画ファンの端くれの評論子としては、未観を恥じての「緊急鑑賞」として、いわば「おっとり刀」で、地元のレンタル店からレンタルしてきたものでした。

結果、本作自体が、前記のとおり思いもかけない佳作であったほか、同名別作品の『素晴らしき哉、人生!』にも、大いに食指をそそられることにもなりました。
これも、映画を観ることの、楽しみ方(醍醐味)のひとつなのかも知れないとも思いました。

その意味でも、印象に残る一本でもあります。
評論子には。

(追記)
複雑に組み立てられたドミノのコマがが倒れていくところは、あんなにも美しいのです
ね。
その方面の愛好家がハマっていくのが分かるようにも思いました。
しかし、そこまでの根気。
「超」の形容詞が付きそうな「せっかち」の評論子には、とうてい無理だろうなぁとも
思いました。

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talkie

3.03.4最後まで気が付かない

2024年2月17日
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asa89

5.0『Collateral Beautyを見逃さないで』 なるほど、な...

2023年9月4日
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マサシ

3.5タイトルとは違うが思いの外深い話

2023年8月19日
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最愛の娘を失ったウィルスミスの再生物語=お涙頂戴なのかと思ったら、それだけではなくもっと深みのある話やった。

彼を取り巻く仲間たちもまた愛、時間、死と向き合うべき人生のターニングポイントに来ていて、自らの人生と向き合うチャンスを得る。

各々の人生模様がクリスマスシーズンでキラキラのニューヨークで描かれるので、人生の浮沈を視覚的にもすごく感じた。良いことばかりではないけど、悪いことばかりでもないよ、と。

キャストが豪華なわりに、それぞれの出番が少ないのが残念かな?大御所ヘレンミレンは流石に出番が多かったが。私の大好きなエドワードノートンの出番がもっとほしかったよ!!

あと、邦題は 幸せのオマケ でよくない?めちゃくちゃ良い言葉やからぜひ使ってほしかった。

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ケロケロケロッピ

3.0史上最低邦題決定戦、優勝最有力候補👑 素晴らしいかなぁ、この映画…?

2023年6月17日
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知的

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たなかなかなか

4.0感動

2023年6月14日
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知的

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まるもふ

5.0何も解決しないのに泣く

2023年3月24日
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とみ

3.5もうちょい!

2023年3月15日
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フランク・キャプラの『素晴らしき哉、人生』のリメイクかな?と思ったけど違うみたい

幼くして亡くなった娘を忘れられず、心ここに在らずの状態が続いている主人公はテック企業のカリスマ経営者の一人。

主人公がボーッとしてるから会社は傾き始め、会社を売却するにも出来ず、他の経営陣は役者を雇い打開策を模索するのだが…

人生で大切なもの『死』と『時間』と『愛』
抽象概念であるそれらを演じる三人の役者達。

キーラ・ナイトレイ… 美人だけど『愛』を演じる情熱が感じられないのは好みのせいか(笑)

最後の夫婦の展開、役者が実は?!など脚本は良かったー

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KoN

4.0感動

2023年3月4日
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ゆい

1.5面白くないし、消化不良

2023年2月24日
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りう

3.0やはり、このタイトル。解せない。

2023年2月8日
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まぁまぁ面白かったですよ。
でも、この「まぁまぁ」ってのがポイントで。
この、クソみたいな邦題付けた人は
たぶんこの映画面白くなかったんでしょう。
※監督が日本語堪能で自らつけたのなら謝りますが・・・。

このタイトルをつければ
どういう賛否両論が巻き起こるかは
容易に想像できたはず。
もし、「素晴らしき哉」の大ファンなのであれば、
この映画を評価するはずもなく。
もし、この映画の大ファンになって
後から「素晴らしき哉」を知った新しいファンは
がっかりするだろうし。

もし、このタイトルによる賛否両論を
巻き起こしたいがために
このクソ邦題を付けたのであれば
この映画へのリスペクトは微塵も感じられない。
この映画製作に携わったすべての人を
貶すような愚行だ。
だって名付け親のあなたは、
この映画を面白いと思っていないのだもの。

もともと監督が「素晴らしき哉」に着想を得たとか、
オマージュとか、アメリカと日本の認識の違いとか、
そんなことを言っているのではない。

もし面白かったと思ったのなら
その、無い知恵を振り絞って
最高の邦題をつけるべきでしょう。
それが映画へのリスペクトってもんでしょう。
それでも思い浮かばなかったのなら
だまって「コラテラル・ビューティー」として
公開しなさい!

ってタイトルにムカムカして
ほとんどストーリーが頭に入りませんでした。

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にゃろめ

3.0娘を失った企業人

2023年1月26日
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ウイルスミス扮するハワードは、6歳の娘を亡くし自暴自棄になっていた。ハワードの会社の仲間たちが探偵を雇い筆頭株主のハワードに経営責任が取れなくなっている事を調査し始めた。ハワード自身は、何とか自分を取り戻したいと思っていた。

企業人が娘を失ったからと言って仕事をしなくなると言う事はあってはならない。回りがヤキモキするなら株主総会で解任するしかない。もしくは病にて退任ありきだ。

キーワードは、時間と愛と死。禅問答の様な展開で陥れる話だったね。会社売却のために。さらには痛みを分かち合うちょっと難しい内容だった。しかし誰にも生活があるからさ。生きるために何をすべきかしっかりしないとね。

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重

3.5ラストの解釈は?

2023年1月18日
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patrick

4.0幸せのおまけ

2023年1月9日
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泣ける

悲しい

難しい

広告代理店を経営するハワードは娘を失った悲しみから、殻に閉じこもり自暴自棄な生活を送る。

そんな中、大口の取引先から契約を切られてしまい、会社は倒産の危機に陥ってしまう。

なんとか彼に心を取り戻してもらおうと同僚達は彼が大切にしている「愛」、「時間」、「死」を劇団員に演じてもらい、彼に語りかけることを計画する。

抽象的な概念を演じ、語りかけるという発想が斬新で、劇団員達の言葉は身に染みるものがありました。

ハワードを気に掛ける同僚のエイミー、サイモン、クレアの3人も各々、問題を抱えていてそのサイドストーリーの描写も良かった。

見逃さないで、その先にある「幸せのおまけ」を。

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ラグ

3.5ん?どゆこと? (病んでて)奥さんって分かってなかったの? あの3...

2022年5月25日
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👘

3.5びつくり

2022年5月24日
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泣ける

幸せ

ラストのシーンは驚いたし、すごく感動的なシーンだった。

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ピロシキ

4.0愛はあらゆるところに宿っているの

2022年3月25日
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タイトルのせいか、表紙のせいか、
なんとなく観るに至らなかったけど、ようやく観ました。

前情報無しで見ても、
無駄がなく、ポンポン話が進むのが引き込まれるし、よかった。

ストーリーの発想がおもしろかった
ラストは想像つくけど、似たような話は他にない気がする

しかもちょっとラスト驚きの展開。

~~~以下ちょっとネタバレ~~~

「死」の女性が地下鉄でウィル・スミスと話すところ、
周りの人はいろんな言葉で慰めてくれるけれど、
「結局全部綺麗ごとだ。だって、俺の手を握る娘はもういない」
ってとこが、一番泣けました。

あと、キーラナイトレイとのシーンも好きです
「愛はあらゆるところに宿っているの。」
良い言葉!

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のん

4.0全てが繋がっている映画

2021年9月12日
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矢部やべえな

3.5「愛」「死」「時間」をテーマに人との繋がりを描いた映画。脚本も良い...

2021年8月30日
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楽しい

知的

「愛」「死」「時間」をテーマに人との繋がりを描いた映画。脚本も良いけど、NYの冬景色に雰囲気のある音楽をあわせてくる演出がにくい。やたらと登場するドミノシーン。脚本家は余程のマニアさんかと思っていたら、エンディングに向けてハッとさせられ、素敵な終わり方だった。大々的に宣伝されなかったからだろうか。イマイチな評価が多いみたいだけど、脇を固める豪華俳優陣といい、見応えのあるいい作品だと思います。

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movie freaks