「【イロイロと痛そうな、異色の追跡西部劇。白く身体を塗った原住民たちとの戦いは、嫌だなあ。】」トマホーク ガンマンvs食人族 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【イロイロと痛そうな、異色の追跡西部劇。白く身体を塗った原住民たちとの戦いは、嫌だなあ。】

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

■アメリカのある荒野の田舎町で、身体を八つ裂きにされた男の遺体が見つかった。
 現場を調べたハント保安官(カート・ラッセル)は、「食人族」と恐れられる原住民たちの犯行ではないかと疑う。
 ハントや、妻を連れ去られたアーサー(パトリック・ウィルソン)ら4人の男は足跡をたどり荒野を進むが・・。

◆感想

・今作は原作があるようなのだが、翻訳はされていない。又、この映画自体も、カート・ラッセル、パトリック・ウィルソンが出演しているが、日本では公開されていないようである。

・サブタイトルが”ガンマンvs食人族”と言う、なんともセンスの欠片も無いモノになっているが、観るとシンプルな構成乍ら、スリリングな展開である。

・食人族を116人撃ち殺した男に復讐すべく、彼らはアーサーの妻と男を連れ去り、4人の男が連れ戻しに行くという物語だが、原住民の装束が異様であり、彼らが吹き矢で地味に襲って来るシーンなどもナカナカである。

<食人族が捕らえた食料を檻に入れている洞窟内でのシーンは、ナカナカにショッキングであるが、「食人族」を見ていれば、何と事も無い。
 カート・ラッセル演じるハント保安官が、身を呈して食人族と戦うシーンや、妻を連れ去られたアーサーを演じるパトリック・ウィルソンが、片足を骨折しながらも、囚われた妻を救うシーンなども見応えがある作品である。>

NOBU