「スローペース」トマホーク ガンマンvs食人族 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
スローペース
カート・ラッセルが「ヘイトフル・エイト」に続いて変わらない風貌の西部劇を、邦題もフザけ過ぎと本作の存在を知りながらスルーし続けてきたが、薄っすらとS・クレイグ・ザラーの名が気になり始め「ブルータル・ジャスティス」でハマってしまった!
観ている側ですらウザったく邪魔に感じてしまう脚の骨折、道中での怪我ならいざ知らず序盤からな訳で、連れて行くなよ!と思ったり、でもそんな彼の痛々しさがリアルに激痛を感じてしまう。
何かが起こりそうで起こらないハラハラ感、そんな感じが長過ぎる程に続いて一息付いた瞬間に超ド級なバイオレンスが唐突に起こり始める。
意味が無いような場面から、そんな会話など、無駄に思える時間の使い方、そんな序盤から中盤に面白味があるような、テンポが悪そうで急激にテンポ良く進んで行く展開に驚愕してしまう。
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