「Dear Logan ‼️」LOGAN ローガン 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
Dear Logan ‼️
ウルヴァリン=ローガン=ヒュー・ジャックマン‼️アメコミ映画最高のヒーローの一人‼️ハマり役‼️そして一大フランチャイズ "X-MEN" の人気No.1キャラクター‼️この作品はそんなローガンの最後の闘い=黄昏を描いた胸に残る名作‼️年老いたローガンは、旧知の女性より託された少女ローラをある ''土地" へ送り届けるため、病弱なプロフェッサーXを連れて旅に出る。しかしローラを狙う謎の集団が彼らを追っていた・・・今までは自然治癒能力でいわば無敵だったローガンが、年老いてその能力が失われつつある。R指定による残酷描写で描かれるのはローガンの痛み‼️ローガンの爪により手足が切断され、首が飛び、頭部が串刺しになるリアルなアクション・シーンが展開‼️ローガン自身も傷つき、血を流し、苦痛に顔を歪める‼️その痛みは鑑賞する我々にも痛いほど伝わり、不死身だったローガンに死期が近いことを痛感させる‼️そんなローガンが守るのは自分の遺伝子を持つ少女ローラ‼️同じようにアダマンチウムの爪を持ち、恐るべき戦闘スキルを発揮するこの幼いローラがヒジョーに魅力的‼️ローガンに負けず劣らずバッタバッタと敵を倒していく彼女の姿は、二代目としての資質充分‼️是非ローラ役のダフネ・キーンにはこれからも同役でX-MENやアベンジャーズに参加してほしいですね‼️そんな三人の旅路をロードムービー風に描いた物語の展開も秀逸‼️ある家族に一宿一飯の世話になったりして、ローラが徐々に心を開いていく過程も丁寧に描かれます‼️そんなローガンが今回対峙するのは、これまた自分の遺伝子より作られた自身のクローン "X-24" ‼️自らの能力が衰える中、いわば全盛期の自分自身と対決しなければならない皮肉‼️そしてX-24を倒し瀕死のローガンにローラがかける言葉 "パパ!!" 、そうか...こんな感じなのか..." と返し絶命するローガン‼️もう涙が止まりません‼️200年近く闘い続けてきたローガンが最後につかんだ人並みの幸せ‼️そしてローガンの墓前でローラが読む弔辞 "人の生き方は決まってる。変えられない。人を殺した者は元には戻れない。正しくても人殺しの烙印を押される。帰ってママにもう大丈夫だと伝えろ。谷から銃が消えた。" 名作「シェーン」からの台詞の引用であるこの言葉は、時にX-MENの一員として、時に孤高のアウトローとして、時として周りに理解されずに闘い続けたローガンの心情を代弁していて胸に染みる‼️ラスト、ローラがローガンの墓にXを立てた時、シリーズにおける彼の軌跡、勇姿が目に浮かび胸が熱くなりました‼️