「タイソンと対峙した恐怖が味わえます」イップ・マン 継承 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
タイソンと対峙した恐怖が味わえます
冒頭からブルースリーは登場。
時代が流れたのか街並みや生活、あわせたようにBGMもだいぶ変化が見れた。
しかし1.2のサモハンがアクション監督を外れ、ユエンウーピンになってたんです。何でも体調不良からの降板らしく少し心配。
しかし流石ユエン、こちらも見応えのあるアクションが展開されます。
やたら風格のある奴がいると思ったらまさかのタイソン登場wwww
このタイソンのミット打ちはマジで怖そう、役者でないから加減とか苦手そうなのがまた嫌。
前作に続き香港に根付く統治国の厳しい現実が映されていて、一作目からだけど奥さんにずっと苦労エピソードが続きます。
今回は市街戦がメインで対多戦が多く、よりアクションに広がりをみせていました。やっぱり見応えがあってすごい。
またエレベーターでの戦闘は優しさに溢れ、それでいて隙のない洗練されたシーンで実に印象的。
そしてタイソン戦。あれは本当に息を呑むようなシーンだった。
対戦者目線のカメラワークが物凄い迫力で、タイソンと対峙した恐怖が味わえます。もうマジで怖い。
ラストも同門対決でじっくりと功夫を堪能できます。
あと今回はすごく切ないのですが、それらも含めてイップマンの生き様を楽しめました。
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