カレーライスを一から作るのレビュー・感想・評価
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ガチで作るカレー
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カレーを一から作る流れ。
美術大学のとある講義(課外授業)で実施されたこの授業。
4月に開始し1月にカレーを食べる。
机に向かう勉強も大事だけど、こういった体験しなければ出来ない授業は1年に1回必要だなと感じる。
学校じゃないとこういうことって出来ないよなぁと思うと、学校教育へのメッセージにも感じた。
野菜やお米だけでなくスパイスから作り、容器なども手作り。
もちろんお肉も。
鳥を締めるシーンは思わず顔をゆがめてしまったけど、命を頂くという事はそういう事。
印象的だったのは「動いている動物も生き物だけど植物も生き物。私たちは生き物を頂いている。」という点。
そして学生たちが
「スーパーに並んでいる同じ形の野菜に違和感を感じる。」
「災害や気候で左右されながらも抗って作る食べ物よりも、その状況に準じたものを食べようと思った。」
「(締めた鳥を食べて)泣きながら食べるかと思ったけど、いつも食べてる鳥の味がして美味しい」
という素直な感想。
ドキュメンタリー映画としても良かったけど、テレビでも普通に放送してほしい内容だなぁとも思いました。
観劇した日は保育園児が大量に見に来ており、ちょっと見るの早い年齢じゃないかと思ったけど、幼少期からこういった作品を魅せるのはとても大事に感じた。
そしてU-zhaanのタブラが合間に入るのが、作品に何故かとても合っていて良かった。
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