「不穏な空気の中で」羊の木 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
不穏な空気の中で
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Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読です。
サスペンスが秀逸でした。終始不穏な空気が漂っており、何かが起こるのではないかと云う不安を否応無しに煽って来る演出が素晴らしい限りでした。6人の誰もが何かをやらかしそうな雰囲気を醸し出しており、常にドキドキしました(笑)。
松田龍平の演技が出色でした。無表情、飄々としている、得体が知れない―これらが組合わさった役柄ほど、彼の演技力は最大限に発揮されるのかもしれないなぁ、と…
マトモそうに見えて、実はとても深い闇を抱えている人物でした。一度暴発したら、もうやめられない止まらない。お前がいちばんヤバかったんかよ!!!―みたいな…
6人の人生が交錯する展開なのかなと想像していましたが、一同に会したのはおろろ祭りの宴会場くらいで、あとはずっとバラバラで全員が絡むことはありませんでした。逆に6人もいることで、散漫になっている部分もあるように感じました。
タイトルの意味も分かりませんでした。
市川実日子の部屋のドアに掛けられていた絵…?
原作ではどうなんでしょう???
※修正(2022/09/21)
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