「おうち-170」アシュラ かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-170
生き地獄。
『工作』が素晴らしかったので、ファン・ジョンミンさんとチュ・ジフン오빠のコラボがまた観たくなった。
そこにチョン・ウソンさんまで!
これは😍祭りやなと思いきや。
全員悪いわーー。んでその演技がうまいわー、ファン・ジョンミンさんはほんま憎たらしいし、
チョン・ウソンさんも見てて怖いし(カーチェイスのシーンと葬式のシーンは、追い込まれた人間の本性が怖すぎて、演技とは思えない)、
唯一の癒しと思っていたチュ・ジフン兄さんも...腐ってる😱
暴力。カネ。ゆすり。妬み。嘘。血。クスリ。裏切り。政治の腐敗。私利私欲。
これら全てあります。セリフにあるけど、ほんとに地獄に道連れ。想像を超えてました。
アイゴーが連発するけど、ほんまアイゴーですわ、この中のどの人物にもなりたくない、関わりたくない。
そんな汚さが緊迫しながらずーーっと続きます。
韓国映画ですが、ゴッドファーザー感と昭和感感じる。とことんやりきっているし、人間の狡猾さ、汚さをこれでもかと見せてくる。見てて結構苦しいです。
各々の俳優の力量がちゃんと備わっているからこそ成せる業。
感服しました。
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