「おもしろい、すごい、おもしろい」アシュラ トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろい、すごい、おもしろい
北関東の某ミニシアターで封切り初日に鑑賞。
映画マニアのグンマーが集う劇場である。
昨年11月に見た、ソン・ガンホ主演の「弁護人」がまったくの期待はずれで、キム・ギドクの「囚われの男」もイマイチだったため、韓国映画にまったく期待していなかった。
が、この作品、事前の情報まったくなしに見たのだが、アタリ!であった。
1人の人間が追い込まれていくとどうなるか、というのを実によく描いていた。
映像の厚み、役者のこまごまとした芝居もうまいし、随所に光る演技があった。
レベル高い、と思う。
この監督の作品「MUSA」も見てはいるが、ほとんど記憶していなかった。
それほど大物の監督とも思えないが、たいした作品だと思う。
日本映画のだめぶりがあぶり出されたような気がする。
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