「ちょっとシニカルな人間観察」笑う故郷 Jeffy Riderさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとシニカルな人間観察
邦題「笑う故郷」に騙されるな。
「笑う故郷」と聞いてイメージするものは、笑顔の多いほのぼのとした田舎の情景なのでは…と想像する。ところがどっこい、映画は、人の心を雑巾でも絞るが如き、笑顔とは対局的な展開へと進んで行く。そして、残されたテーマは、「真実とは、認識の一部でしかない」ということだろうか。
原題は「El ciudadano ilustre」訳すと、名誉市民という意味だろう。この映画と原題に対し、「笑う故郷」と付けた意図は何か?奥深いのかなんなのか?謎…。
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