劇場公開日 2017年3月24日

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「永野芽郁にキュンキュンした(笑)」ひるなかの流星 れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0永野芽郁にキュンキュンした(笑)

2021年2月7日
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笑える

幸せ

萌える

なかなかあるあるの恋愛のパターン。
無条件に一緒に居てキュンキュンしてしまい、自分をよく見せようとカッコつけたり緊張してしまうタイプの異性、かたや、キュンキュンしないものの一緒にいると自分が自然でいられて、なんでも心許して話してしまう異性。
両方を兼ね備えた相手なら理想なのだろうけれど、恋愛はなかなかそんな都合のいい相手はいないものだ。

どこか、最初に妥協して付き合いはじめ、次第に自分の良さを本当に理解してもらえたり、相手の良さを再発見したり、気づいたら大切な存在に変貌していたりする。

ここにでてくる、シシド、マムラは外見は二人ともイケメンだけど、対照的なキャラクターであった。

しかしマムラなんてナルシストが強いようなタイプで俺が女なら絶対的に好きにならなくてキモいよ。マムラみたいに、シャイで、一途で、すずめの気持ちを見守ってくれる懐の深い男のほうが断然カッコイイ。
しかしたいていそっちの努力してしまうタイプが報われないパターンも多いかな。

最後に二転三転して、すずめが、マムラを選ぶところが面白い着地点だった。

すずめは、真っ直ぐで正直で全部顔に出てしまう女子。真摯に向き合い、率直に自分の感情を表現するこういう女子が可愛らしくて仕方ない。めんどくさいには違いないでしょうが。

最後のキスシーン。キスの感覚を確かめ合うシーンが微笑ましい過ぎる。初々しいなあ。こういうの好きすぎる(笑)

いいおっさんが見ていても、永野芽郁にはキュンキュンさせられました。完全なる恋愛に特化した映画。あまり、他の要素が絡まない。面白かった。

マムラを先に好きになるライバルの女のコと、すずめの友情も良かった。彼女のほうが顔形からいったら、正統派の美少女ではあるが、大概の男が好きになるのは、永野芽郁みたいなタイプである。

れいすけ(休眠中)