君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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浜辺美波さんが可愛い
主人公の言動に共感出来なかったから
日本十進分類法で135.5は20世紀のフランスオランダ哲学
最期の15分間だけの映画です。
原作と映画は全くの別物です。
原作は男の人だが、脚本が女性だと思うので、大変に良くできていると思う。
アニメもあるんだ?見てみるか。
20分位に短縮したら、傑作になるかも。
但し、高校生諸君には俯瞰した言葉で申したい。
900番台には、もっともっと、感動できる話しがたくさんあるので、学校の図書館で探して見てね。公共図書館では、予約で100人待ちの本が、学校図書館では簡単に見つかるよ。それに静かな所だから、昼寝にも最適。
因みに『星の王子さま』は『953.7 テ』かなぁ?
まぁ、岩井俊○さんの『ラブ○ター 913.6 イ Bかなぁ』をリスペクトしていると思ったが。
追記
こんな良い図書館閉館させてしまう。この映画で一番泣けた所です。こんな高校の先生にはなりたくないね。それが僕の『真実と挑戦』かなぁ。
ランゲルハンス島の中心で、愛をさけぶ。 「かわいい」は、かわいくない。
膵臓の病を抱えたクラスメイトの女子高生・山内桜良との日々を、母校の高校教師となった「僕」による回想形式で描き出す青春ラヴストーリー。
余命いくばくもないヒロイン、山内桜良を演じるのは『エイプリルフールズ』『咲 Saki』の浜辺美波。
人との関わりを避ける図書委員の高校生「僕」を演じるのは『陽だまりの彼女』『信長協奏曲』の北村匠海。
桜良の親友、滝本恭子(現在)を演じるのは『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』『パラダイス・キス』の北川景子。
現在の「僕」を演じるのは『ミュージアム』『銀魂』シリーズの小栗旬。
「僕」のクラスメイト、ガム君を演じるのは『ちはやふる』シリーズやテレビドラマ『ゆとりですがなにか』の矢本悠馬。
原作は300万部越えの大ベストセラー同名小説。これは未読であります。
邦画お得意の「女子高生難病もの」。一言でいえばポスト『セカチュー』映画であります。
正直言って、かなりしんどかった💦
それほど長い映画ではないのにも拘らず、途中で休憩を挟んでしまうほどにキツかったのは、浜辺美波演じるヒロイン・山内桜良のキャラクター造詣があまりにも偶像的すぎたから。
こんなヤツいるわけねぇだろ、ってくらいの漫画的ヒロインキャラだったので、この子が難病で苦しんでいるって言われても「ふぅん…」以上の感情が湧いてこない。
大体セリフ回しがあまりにも小説的というか、話し言葉になっていない。屋上での会話で「こらこら。そんな難しい顔するじゃないっ!」なんて言い始めた時は、気持ち悪すぎてゲボ吐きそうになったぞ。浅倉南かお前はっ💦
確かに桜良を演じた浜辺美波はキュート。それは誰もが認めるところだろう。
しかし、あまりにも作為的な「かわいい」仕草には観ていて胃もたれしそうになった。
誰の言葉か忘れてしまったけど、「かわいいはかわいくない」という至言がある。
これは本当にその通り!何者かによって意図的に創造された「かわいい」は可愛くないのです!自らが主体性を持って見出したモノ/人にこそ「かわいい」は宿るのです!!
真の「かわいさ」とは千差万別があって然り。押し付けられた「かわいさ」にはなんの価値もない。
花王が発売するヘアケア製品のブランド「エッセンシャル」のキャッチコピーは「カワイイはつくれる!」だが、俺から言わせりゃ「作られたものはカワイくない!」だっ!
あと、この手の映画全てに言えることだけど、余命いくばくもない難病患者にも拘らず、血色が良すぎ。全然死にそうな人に見えない。数日間全く食事ができなかったんだロォ!?もっとガリガリにならんかいっ!!
この手の映画はヒロインに気持ちが乗れないとまさに地獄。2時間がいやー長かった。
正直ストーリーもなんやこれ一体?って感じ。「ボーイ・ミーツ・ガールはドラマになり得ない」という鳥海永行監督の言葉を思い出さずにはいられない、おままごとのような物語でしたねぇ…。
すげーどうでも良いことだけど、通り魔に殺された娘の携帯に「君の膵臓をたべたい」ってメールが送られていたら、「お巡りさん!犯人はコイツですっ!」ってなりそう。
特に酷いと思ったのは現代パートのクライマックス。
この現代パート、恭子から送られてきた結婚式の招待状に「僕」が返信しなかったり、トボトボと通勤する「僕」の後ろ姿を恭子が思わせぶりな表情で眺めていたりと、「この2人の間に何かあったんだろうな…」と観客が思わざるを得ない描写が続く…、が。
…いや、特に何にもないんかいっ!!じゃあさっさと返事を返せよ!めっちゃ迷惑だぞその行為。
この2人、共通の友達がいるってだけの殆ど赤の他人。
そんな2人の間にドラマが生まれるわけもない。
クライマックス、遺書を見つけた「僕」が結婚式場に駆けつけるわけだが、息を切らした平服の男が式場に駆け込んできたら、式場のスタッフは「やべぇ!修羅場だっ!」と思うでしょうね。ダスティン・ホフマンかお前はっ💦
大体あの手紙、そんなすぐに届けないといけない内容でもなかったし。普通に結婚式終わってからで良くないっ!?
案内状に返信もしないで式場に来て「友達になってくださいハァハァ」って言い始める、そんな男とは友達にならない方がいい。
この現代パートは映画オリジナルらしい。なるほどねぇ…。
ボロクソ書いたけど、良かった点もありますよ。
主人公を演じた北村匠海さんの演技は素晴らしかったです✨
人と会話する時の、どこ見ていいのか分からずキョロキョロっとしてしまうコミュ障的視線の動かし方は見事。非常にリアルな人物として「僕」をスクリーンに現出させることに成功しています。
特に素晴らしかったのは桜良が通り魔に殺されたことを街頭スクリーンで知る場面。
あのあまりの衝撃に自体を飲み込めず、呆けた様な無表情になってしまうという演技は本当に見事でした👍
もう一人、「僕」のクラスメイトのガム君を演じた矢本悠馬さんも素晴らしかったですね!
めっちゃ演技が自然体。出番は多くないが、間違いなくこの映画の中で一番演技が上手い役者さんでした。
そもそも、このガム君っていうキャラが良い。絶対に嫌いになれない愛すべき人物。もっと「僕」とガム君のブラザーフッド的な友情シーンが観たかったっす。
…いやでも、矢本悠馬の10数年後が上地雄輔ってあり得ねえだろっ💦全然顔違うじゃん!話し方も醸し出す雰囲気も何もかも違うじゃん!この約10年で、ガム君に一体何があったんだ…。
顔の系統的に言って、今野浩喜とかがベストだと思うけどなー。というか、出番も少ないんだし本人に老け顔メイクを施せばいけるんじゃね?
とまぁ、北村匠海さんと矢本悠馬さんの演技がとっても良かったのでちょっぴり加点。
単純な自分はこの映画を観て「メメント・モリ〜〜。一日一日を大切に生きていこう!」とか思ったんだけど、よく考えてみると世の中の99%の映画は「今を大切に生きよう」というメッセージを発している。別にこの映画が特別なんじゃないよな…。
どんな映画でも、大体観るたびに「一日一日を大切に生きよう!」と思ってるな俺、ということに気付いたりした、そんな一本でありました。
30過ぎの男には、この手の映画はやはりキツい!!
キレイに作りすぎてるかな?
小説をまず読んでから観てみた
有名な映画と聞いていたが、まず小説を読んでから観ようと思っていて、昨日、小説を読み終わり、すごく感動してよかったので、観てみた。
桜良役の浜辺美波さんは実際17歳で高校生の年代と聞いて、あの瑞々さは納得。また明るく、笑顔が素敵で、キャスティング素晴らしいと思った。
原作とは少し変えている部分があったのが少し気にはなった。原作通りの脚本でもよかったのではないかと思うのは、原作を読んでから観たひとだからと思う。図書館の淡い光の色等、ソフトフォーカスっぽく撮っていてよかった。エンドロールで知ったけど、滋賀県のロケだったようで、滋賀県長浜市出身の自分としては少し親近感が湧いた。
主人公の志賀春樹は喜怒哀楽をあまり出さないので、演じる方としては、明るさを出すよりはまだ演じやすいのではと思いつつも、日記を読んで泣くシーンは思いっきり感情を吐き出すところで、感情移入できてよかった。
今度はアニメも観ようと思う。
浜辺美波さんの可愛さのせいで余計に泣けました。
原作は読んでなくて、以前からとにかくタイトルが気になってたのと浜辺美波さんが主演だったので今更ながらようやく観ました。
浜辺さん、大友さん、可愛すぎる。
特に浜辺美波さん、八重歯が上唇に引っ掛かりがちなこの頃は最強!!!
演技もナチュラルで上手!
昔も今もやっぱ男って顔が可愛くてちょっと何考えてるかわからないけど絡んでくる女の子には惹かれてしまう生き物なんですね。
偶然でも運命でもなく私たちがしてきた選択が私たちを会わせた、私たちは自分の意志で出会ったという桜良のセリフ、グッと来ました。
桜良の死にはあまりにも意表をつかれましたが、そういや前フリがあったなあと。。。
おっさんになった今だからこそ春樹の行動にモヤモヤするけど、その当時だと自分も同じなんだろうなと思いながら観ました。
北村クンも東京リベンジャーズと役柄は全然違うけどやっぱり上手い。
知らない間に春樹の気持ちになって結構泣けちゃいましたし、心が浄化されました。
ちょっとだけ気になったのが…山内と浜家って苗字が出てくるのは…誰かがかまいたちのファンだったりする?関係ないですよね?汗
こういうストーリー多いですが…
今更ながら、初めて視聴しました。
こういう、高校生が病にかかって余命少ないなかでの恋物語多いですが、これは違った。
ストーリーはそんなに新鮮ではなかったのかもしれませんが、浜辺美波ちゃんと北村匠海くんの演技に引き込まれました。
恋人同士ではない二人の関係ですが、それがよかった‼︎
そして、変に、家族とかその他大勢の登場人物がいなかったおかげで、二人の関係性だけに集中できたのも作品としてよかったのだと思います。
北村匠海くん、根暗な役とても合ってました。
視線の使い方とか、内気な男子学生そのもの。
浜辺美波ちゃんは、よくよく考えたらキャピキャピした台詞多いですが、彼女が言うと嫌味なく自然体、ただただ可愛い。
彼女の意外な最期に呆気にとられましたが、(その伏線回収してほしくなかった…)
「生は偶然、死は必然」、どんなことで最期を迎えるかなんて誰にも分からないですね。
そう思うと、「生きてることって奇跡」と感じさせる最期と思い、納得できました。
ひどい原作改変に絶望しました。
私は住野よる先生の原作が大好きな人間です。よって映画のみ視聴した方々とは感想が違ってくることを先にお詫びします。
私ははっきり言って物語の結末を大きく変えたこの映画を許せません。この作品の主題は、「人は人との関係によって変わる」であると感じます。咲良と出会うことで、人との関係を持ちたがらなかった春樹は少しずつ咲良に心を開いていきます。さらに咲良が病気ではなく通り魔に刺されることで、春樹は「死は余命宣告された咲良でさえも唐突に、平等に訪れる」ということを悟ります。原作の春樹はそのことを思い知ったのち、すぐに恭子のもとを訪れ、共病文庫を渡し、咲良の病気のことを打ち明けたうえで、恭子と友達になろうと持ち掛けます。
一方映画の春樹は大人になるまで行動を起こしません。私はこの原作改変が許せない。これでは咲良が余命よりも前に死んだ意味がないと思いませんか?この映画において咲良の死は、「突然の別れで悲しい」という感情としてしか扱われません。「さあ、春樹に感情移入して泣くシーンだよ!」という雑な描写に使われたことが許せない。ただただ恋愛のキュンキュン(笑)と別れの悲しさを描いた安っぽい作品になぜしてしまったのか。若い高校生世代をターゲットにした作りなのは、キャスティングを見れば明らかです。そういう何も考えずに恋愛映画を見に来た視聴者の食い物にされたことが非常に残念です。また他のレビュアーの方が、「大人になる時間の必要性」について語っておられましたが、そんなゆっくりしている時間は無いのです、いらないのです。大人の春樹と恭子の描写は完全に蛇足であったと言わざるを得ません。原作を読まれた方々がこの映画に高評価をつける神経も分からない。一番大切で一番二人の関係が強いこの場面を簡単に省かれたのにもかかわらず...
以上です。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。映画しか視聴していない皆様は、原作を拝読されることを強く推奨いたします。
小栗旬はいらない
本当に素晴らしかった
本日で4回目の鑑賞でした。やはり、素晴らしい作品は何度観ても素晴らしい。時間を空けて観るとまたさらに違った見方をすることが出来る。浜辺美波さんと北村匠海さんの素晴らしい自然な演技。現在と回想を行き来する上での対比。浜辺美波さん演じる桜良の強引さと北村匠海さん演じる"僕"の控えめさが生み出す絶妙な空気感。そしてラストにはタイトル回収。自然と涙が出てきます。"生きる"とは何なのか。当たり前の日常の喜び。このような世の中になった今、是非観て欲しい作品です。
【原作勢】この映画に関しては文句無し!完璧な映画
何度も見てしまう..
原作厨の私ですがこの映画に関しては本当に素晴らしい脚本だと感じました。
小説の設定を尊重されている上に映画の設定では12年後の春樹の回想から始まるという話にとても驚きました。小説の良さをより活かせているように感じます。映画は余計な設定が一切なく今まで見た小説→映画化の映画の中ではトップレベルで素晴らしかったです。
恋愛映画はどうしてもいつも通りな内容が多いと思われますし病気と恋愛とある意味定番な設定ではありますがこの小説と映画の素晴らしいところは恋愛で誤魔化していかないことです。病気と闘う山内桜良が思う"生きることとは"にフォーカスされていたり人はみんな多かれ少なかれ寿命がありいつ何が起きるか分からない世界で生きていてみんなの命の時間は平等であるという言葉には胸を打たれます。
感動だけでなく生きることについて深く考えさせられるそんな作品でした。
なぜこんなに高評価なのか不明
どうすればこんなタイトルになるのだろうか?
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