「強気なひとりぼっちと弱気なムードメーカー」君の膵臓をたべたい(2017) サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
強気なひとりぼっちと弱気なムードメーカー
「思い、思われ、ふり、ふられ」で浜辺美波と北村匠海が再び共演しているとの事で、2人が初めて共演した君の膵臓をたべたいを鑑賞。
監督は月川翔監督で恋愛映画の中でも評判が良いことで有名なので、期待度はかなり高め。
期待高かったのに、裏切らない面白さ。というか、想像以上に面白い作品でしたわ。。。
「君は月夜に光り輝く」と被るんだけど、こっちの方が深い。難解で何度見ても飽きない作品だと思う
僕(北村匠海)は病院でとある本を拾い読んでみると、中身は膵臓の病気を抱えた子のものだった。その本の持ち主はなんと、自分のクラスのムードメーカーで...
やっぱり私は月川翔監督の映画が好きだ。
この窓から眺めているような映像が本当に美しく、素晴らしい。しんみりとさせる
恋愛映画はこの人に任せて間違いないだろう。
子供時代と大人時代。
同じ時空を生きているかのようにみせる編集の仕方が綺麗で興味を引き立たせ、感動する。
1度たりとも飽きないし、いつの間にかエンドロールだった。もっともっとみたい。
16歳とは思えないとてつもない演技。
こんなに可愛くて面白くて性格の良い女の子が、急に自分と仲良くし始めたら好きにならない男子なんておらんで。
浜辺美波と北村匠海の二人の会話だけでなく、北村×大友、北村×矢本の会話も上手いこと描かれている。
今回、矢本悠馬がスゴくいい人役でホッコリ。浜辺美波との関わりはないけど、「キミスイ」「センセイ君主」「賭ケグルイ」「屍人荘の殺人」合計4回も共演してるのね。
青春映画なのにあらゆる伏線。
桜良(浜辺美波)の言動や行動が全て伏線となって回収され終わりを迎えるのだが、一回見ただけではよく分からない所がいくつもある。公開当時は映画なんて全然見なかったが、もし当時現在のように映画好きだったら何度も映画館に見に行っていたと思う。
この単なる青春映画では無く、伏線だらけってところがこの映画1番の魅力でしょう。
唯一の欠点は配役でしょう。
北村匠海→小栗旬ってのもまぁ違和感あるけど、小栗旬が寄せててなかなか良かった。
けど、矢本悠馬→上地雄輔ってのはどうかと思うがね。流石にありえない気が...
毎度、面白い映画を見ると感じたことをポエム風?に書くのですが一回見ただけじゃそれを書く勇気が出ない。2度3度、見たくなると思うのでその時に書きますね。
評判が良くて大人気な訳だ。
難解だったので、また見よっと。
余談ですけど、今日ふりふら見るの辞めました。
理由はなんと、ななんと、イオンシネマでワンデーフリーパスポートが大復活するようです!!!
月曜日から販売開始みたいなので、その時みます。
イオンシネマさん、太っ腹!オオモッケヤ!