「ただ泣いた、ひたすらに泣いてしまった」君の膵臓をたべたい(2017) ただの女子高生さんの映画レビュー(感想・評価)
ただ泣いた、ひたすらに泣いてしまった
『君の膵臓をたべたい』
この作品は、原作も読んでいて、
実写されると聞いて物凄く楽しみにしていた作品でした。
そして、主演のお二人、
同世代なのに素朴でナチュラルでとっても魅力的な
お芝居をされる方達で、、
浜辺美波さんの圧倒的ヒロイン感や儚さと
北村匠海さんのシンプルで真正面からぶつかってくる
熱量のあるお芝居が合わさって
切なさの加減が効いてなくてどこまでも押し寄せて来ていました、
ネタバレをしてしまうといけないので内容についてはあまり触れないでおこうと思います、
前半の輝き、彼女の眩しさが時間を経て行くうちに
どんどん切なくなっていって、
微笑みが哀しくてふつふつと溜まっているものが
いつ零れて、溢れてしまうのか、
その危うさが美しいなぁ、と。
でも眩しさは留まらずずっと駆け抜けて行くから
どうしようもなく苦しい気持ちになりました。
病気を題材にした作品は泣かせにかかってくる、、
と思いがちなのですが、
とってもピュアな二人でそっと置いて行くような
言葉や想いが凄く爽やかな気持ちにさせてくれてます
お二人の声がずっと聴いていたいくらい心地よくて、あったかくて、だからこそ余計に愛おしく、
ここにいる全ての方に愛を感じます
凄い熱量だなぁ、、、、
こちらに語りかけてくれるような優しさが
それを作り上げた凛としたお二方の目のお芝居が
尊い、です。。。
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