「こんな作品、初めてです」君の膵臓をたべたい(2017) terryさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな作品、初めてです
この作品は、人生を豊かにさせてくれる一曲のようです。
観ると、胸がいっぱいになります。
5回、いや8回観た、というコメント読みました。
そのコメント、最初は信じられませんでした。
作品全体が、すばらしい。流れる映像が、どれもきれい。美しい言葉遣い。
桜良のこまやかな表情、仕草、僕への諭すような言葉。普通よりゆったりと交わされる二人の会話のテンポ、ところどころに散りばめられた満開の桜。
原作・脚本・監督の意図したものが、2回観るとようやく分かります。3回目からは、観ていると、心をハグされているような気持ちになります。
だから、何回も観たくなる。お気に入りの曲を、繰り返し聴くように。
浜辺美波の演技や桜良を好きになれないという方もいます。
実際自分も、この映画を初めて観た時、同じようなことを感じていました。
けれども、桜良が亡くなり、回想シーンが流れると、そんな気持ちは、どこかへ消え去りました。
浜辺美波は、まさに適役で、すごく好演しています。ナレーションの語りも、情感があふれていて、本当にうまい。この声にも、心がハグされます。
北村匠海も同様に、適役ですね。
桜良のお母さんと、僕が話をするシーン。お母さんの表情がとても好きです。お母さんも適役です。
ハグと言えば、何で僕は病院で、桜良をもっと強くハグしてやらなかったのか。
それだけが、不満です。
日本人が好きな美しい桜の映像と共に、「人間関係を構築することの大切さ」、「生きるってどういうこと」、「人生の意味」について、この作品は、一つの示唆を与えてくれます。
気持ちが寂しくなった時、何度でも観たい作品です。
おんなじ人は2度目のコメントはいいのかな?・・・と思いながら書きます。
うれしくなる返事をありがとうです。
恥ずかしながら…当方鑑賞10回、原作・アニメのおまけの小小説あり・DVD有り・・・はまってしまいましたね。
映画って、「あー、そうだね」も「ありえない」も一つの世界として製作者が意図して創ってるもんですね。
俺は作品をはなから否定はしたくないんです。「わからない俺」がまだ思慮がたりないのかなぁって・・・作品の数だけのいろんな世界の散策。
・・・楽しいですね。
お互い映画を楽しみましょう。
乱筆乱文失礼しました。
まことさん、コメントをつけていただき、ありがとう。
レビューを書いたのは、これが初めて。
まことさんのコメントを読んで、
いつかまたレビューを書いてみたいと思いました。
映画館へは、よく行きます。
が、この作品はタイトルだけ見てスルーでした。
エンドロールとともに、主題歌「himawari」が流れたら、もっと感動するでしょうね。
DVD 購入しようかな。
いい映画だしたね。
でも・・・TV放送では「エンディング」の曲のミスチルの「himawari」がかかりませんでしたね。この曲がもう一つの「君の膵臓をたべたい」なのに・・・。
・・・そちらのコメントを読んで感動しました。
おれもこんなふうに自分の感動を言葉にできたらいいのになぁ・・・っておもいました。