「ちょっと不満」君の膵臓をたべたい(2017) Hiroshiさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと不満
原作(小説)は読んでないけどコミックを読んだ後でこの映画を楽しみに観たのに、何だか余計な描写が多かったりかなり元のあらすじが編集されてたのであまり感動しなかった。
なぜ大人になってからの描写が必要だったのか?
そんな設定をするぐらいならその時間分もっと原作(コミック)に近い描写をしてほしかった。
コミックに全く忠実に制作することは難しいかもしれないけど、3割ぐらいは全く別物のような感じがした。
映画だけを観るなら良いかもしれないけど、少なくとも原作やコミックを読んだ後で映画を観ると少々失望しちゃうかも。
逆ならまだ良いかもしれない。
あと気になったのは男性の主人公(志賀春樹)が、人と付き合うのが苦手になった理由の1つに身体が小さいと言うことで自分に自身が持てなかったという設定があり、コミックでも桜良とほぼ同じ体つきで設定されてたのに、映画では相当身長さがあったのも気になった。
演技に問題があると言うのでなくキャスティングの設定にもう少し原作に忠実な配慮が欲しかったかな。
そういった細かい描写や設定の違いも物足りなかった理由の1つかも。
全体的な感想としてはやはり少し違和感が残ったし感動も半減した感じ。
(コミックでは本気で泣けた)
アニメ版に期待したい。
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